伝える力・技術と意識・意思

先日娘が出演したライブに外国人のバンドが出演していたそうです。
彼等はプロではないらしくて、日本語もあまり得意ではないのか、「英語で歌いますが、心で聞いてください!」と演奏を始めたそう。
ところがプロではないという演奏は趣味にしてはトップレベルで他の”プロ”たちとは数段違うほどストレートに伝わって圧倒され、感動したとか。

お国柄、というか日本人は総じて取り組み方が真面目で良い面ではあるのですが、下手すると技術に走りがちになるところがあると私は感じています。
伝えるための技術は持っていて当然です。
でも、それは手段であって、目的ではない。
以前にも取り上げましたが、TVでダンスコンクールみたいなものをやっていて、(みたいというのは本業のとか世界のとかの正式なものではなく、番組で主催したものだったんですが)
全国から様々なダンスグループが登場しまして、その中で雰囲気というか、伝わるパフォーマンスがあったんです。
ダンス技術をガンガンにこれみよがしに見せるのはあまり好きではなかったので、これはいい!と思って見ていました。
外国人ダンサーの審査員が「グレイト!」という横で、日本人の審査員の1人が「あまり技術的に難しいことはしてないけど…」と少し不満げな顔をしてコメントしていましたが(このセリフは私はプロとしてあり得ないと思いましたが)
特別審査員として来ていたYoshiki(Xjapan)さんが、
「僕は感動しました。亡くなった母を思い出した。ありがとう」
と涙を浮かべてコメントしていて、表現する、伝えるということはこういうことだな、と感動したのです。
何でもストレートに顔に出る外国人の真似をする必要があるとは思いません。
悲しみの中ふっと微笑む、みたいな表現もきっと伝わると私は信じています。
伝えたいことをきちんと伝えるための手段を持とう、それを正しく理解して取り組んでいこう、ときもに銘じています。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。