人のために・自分のために

1週間ほど身内の看護、と言うと大袈裟ですがお世話をしています。
1日のうちでも体調の波はあり、食欲がありそうな時は多めにとか、無理な時は食べやすいもの、着替えの準備、買い物…
あまりうるさく色々話しかけても疲れると思うので、食べたいものなどを聞くタイミングも考えます。
1週間過ぎてまだ回復していませんが、「お茶でもして来たら?」と言われました(病人に笑)
そんなことしている場合では、と思いかけてふと昔を思い出し、一息つくべきかな、と出かけて来ました。

抹茶ラテ 白玉トッピング💕

 

結婚前、夫になる人は交通事故で入院しました。
彼の実家は電車、バスを乗り継いで6〜8時間かかる所でお世話は私くらいしかできる人はいませんでした。
毎日病院に通って食事もコンビニのおにぎりくらい。
ある日母に声をかけられ、病院を抜け出してお昼を一緒に食べることになりました。
食べると力が湧いてくる感じがして、気持ちも前向きになってきました。
それを母に言うと、「食べないと力が出ないよ。お世話する人が倒れたら話にならない」
のめり込む私の性格をわかっていたのか、立ち止まらせてくれた母。

なんだか私が人に尽くす良い人そうに見えますが笑
大人になるまでそうではありませんでした。
子供時代のことを書いたブログにもありますが、親の愛を感じたことがなかった私は、自分のことで精一杯でした。
自分が認められることが第一の関心事。
それが変わったのは、自分が愛される存在であると自覚できたことが大きいと思っています。
親の愛もそうですが、恋愛すること、愛する子供ができたこと。
それによってしっかりと自分で立てるようになって、本来の自分の役割、人に尽くすことができるようになったのかなと今は思います。
間違ってはいけないのは、自分が立てるようになった時、必ず人に尽くすのだということではない、ということです。
自分が立てる=自分らしくある、ということでそれは自分が一番輝くこと、自分の得意なこと=自分の役割ということです。
ですから、もしも人に尽くす人生だったとしても、それは自己犠牲ではなく、自分のために自分らしく生きたということなのです。
その役割には優劣はありません。
舞台に立つ者、演出家、照明、小道具、大道具、演奏家、振付師…
自分の居場所に正しく立っていたい。
自分の立つ場所を見つけられたら、最高に幸せな人生だったと思えるのではないでしょうか。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。