お金を支払う・渡す気持ち

日本舞踊教室を運営しています。
個人経営で(経営というほど大げさではありませんが)カルチャースクールのように受付があったり、講師料の引き落としなどは無いので、”月謝”という形で手渡しで受け取っています。
お稽古で使う音源、小道具などこちらで用意した物は立て替えた実費をいただきます。

買い物などの為のお店ではないので、こちらは”おつり”も用意していませんし、カルチャースクールで会費を払う、というのと違うシチュエーションで、
何が言いたいかというと、礼儀作法の範疇にある、ということなんです。

日本では、お祝いなどのし袋にお金を入れる時、必ず新札を入れますね。
お祝いする気持ちがあり、前もって準備したということを表すと言われています。
逆に仏事の時は、不幸を期待していませんので、急遽準備した、との意味で新札は使いません。
のし袋もお祝いのものは、多少ストックしておいてもいいですが、仏事ののし袋は前もって買っておくことはしません。

このことは私も成人した早い時期に親や周囲の先輩方に教わりました。
師範を始めた頃は私の親世代のお弟子さんもいらして、その方の振る舞いを見て学んだ部分も大きくありました。
その人生の先輩であるお弟子さんは、音源など小銭の支払いでも、小銭用の小さなのし袋に入れてくださいました。

月謝を 単なる先生の報酬をあげる、みたいに思うかこれから1ヶ月よろしくお願いします、と思って渡すかで違うかも知れませんね。

先日違う流派のお師匠さんが、月謝は新札で、というお話の他にも全てが礼儀作法であり、お稽古である、とおっしゃっていらしたのを拝見して、あゝやはりその通りなのだ、と得心したところです。

上着を脱いでご挨拶しましょう
他のお弟子さんとも挨拶しましょう
約束の時間は守りましょう
遅れたり欠席はわかった時点ですぐに連絡しましょう
会費などお釣りのないようにしましょう
お金は封筒などに入れて名前を書き、相手に向けて渡しましょう

そんなに難しいことではないのですが、若い人などたまにお財布を出して「先生、いくらでしたっけ?」なんて言ってくることもあるので笑

現在私もかなり年配になってきましたので笑、同年代のお弟子さんについては、何も申し上げませんが、若いお弟子さんにはやはり師匠であり人生の先輩である私は、伝えるべきことなのかなと気を引き締めたところです。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。