合わせる利き手の相棒

私の利き手は右です。
先日左手の指を少し切ってしまって、しばらく絆創膏を貼っていました。
利き手でないから、と軽く考えていたらまぁ使う使う…笑
右手を使う時、さりげなく笑必ず左手が添えられている。
しかも、左手が無いと右手を使うのもかなり不自由するという…笑笑
よく縁の下の力持ち、なんて言いますがメインではない動きなのに本当に必要な助け。
踊りなど芸能のお仕事をしていると”裏方”なんて言い方するのですが、本当に裏方さんがいなければ舞台は開かない。
踊りでも、役者でも表に立つ人は、いわゆるお手伝いでもいいので、裏方を経験するとその役割も理解できるし、感謝の気持ちも出て良いですね。

ただ、私は “売れないヤツは付き人をずっとやってろ、それが修行だ” みたいなことを言って強いるのは違うと思っています。
経験するのは良いと思いますが、現場を間近に見られて良いようでも、やる仕事は全く違います。
修行させるなら、給料は安くても表に立つ仕事をさせるべきだと思います。

随分昔に有名な女優さんの付き人をされていた方とお仕事でご一緒したことがあります。
その時はもう付き人は辞めてましたが、色々な方に付き人になってほしい、とよく誘われたとか。
最後は歌舞伎役者さんの付き人をして、のちに結婚を機に辞めたようですが、その人が付き人をしている時心掛けたことは、役者さんが1番良い状態で演技ができるようにサポートすることでした。
私はそれまで付き人というのは役者になりたい人が先輩役者にこき使われている笑、みたいなイメージがあったものですから、”あゝ、付き人もプロなんだ”と感動したのです。

大道具の人からも、舞台に厳しい人の仕事はやりがいがあり、絶対参加したいと思う、と聞いたことがあります。

当たり前なんですが、”裏方”は表と一体なんですね。
皆自分の1番輝くところで誇りを持って仕事をしている、ということなんです。

“利き手”ばかりに意識を向けてばかりいると、ちょっと痛い目に遭うかも知れません笑

お互い良い関係で高め合って良いものができたらいいですね。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。