相手に間違いを指摘する時

これは討論会とか会議とかの話ではなく、
普段の人付き合いの中でのお話です。
単なる間違いとかは簡単ですが、考え方の違いとか何気ない行動が周りに迷惑をかけていて気づかない時に”こうした方がいい”と言いたい時。
友達とか、立場が同等だと余計難しかったりします。

私の場合、若い頃は自分の考えを人に言えず、全て相手に合わせて無理をした挙句、取り繕えなくなって、それでも何も言えず相手に愛想を尽かされる、ということが多かったです。

人との距離の取り方もそうですが、自分を見せなければ相手には何も伝わりません。
子供の頃から1人遊びが殆どだったので、相手に自分の考えを言ったりなどの前に、人付き合いの仕方から学ばなければならなかった…笑

アクションクラブで鍛えたり、日本舞踊を始めたことで少しずつ自信もつけて、人付き合いも増えていったわけですが、「それは違うと思う!」とか人とぶつかることはなかなか苦手で。

そんな中、ルール違反を人に正すにしても、言い方がある、ということがわかってきました。
正論をぶつけて、相手を完璧に追い詰めることは、たとえ自分が正しくても得策ではありません。
相手にも言い訳、というか逃げ道も用意して言うことができれば良いよね、なんてアドバイスされたこともありますが、これがなかなか難しい笑
自分にとって正しくないと思うことを肯定するのは最初とても抵抗がありました。

でもある時、確か仕事場で相手がサボったりしたことを注意したい時、だったと思うのですが、3つほど直してほしいことがあって、その中で1番絶対やってほしいことを先ず話して、そのあと、もうひとつサボっていることをさもいつもやっているが如く、”でも〇〇はいつもやってくれて助かってる、これからもよろしく”と感謝したところ、意外にもとっても嬉しそうな顔をして、「そう?わかった!」と言って、何と話題に出した2つのことをやってくれるようになったのです。
サボっている3つを糾弾して追い詰めても、返って反感を買うだけだったと思います。
この体験はその後の人付き合いに大きく影響しました。

踊りを教えていても、同じことが言えます。
お弟子さんの動きを全て許せなくなったら、きっとお弟子さんは自信がなくなるか、腹が立っていずれにせよやめてしまうでしょう。

よくよく考えると、100%お前が悪い、と完膚なきまでにやっつけるみたいなやり方は、私のような自信のない者は人格さえ全否定された気分になってしまうし、そうでなければ相当な恨みを買うことになると思うのです。

これも結局は相手をどれだけ思いやって言えるか、ということなのかも知れません。
感情的になったら尚更相手に伝わることはありません。
人に意見するということは、本当に大変なことなんですね。
逆にきちんと忠告してくれる人がいるとすれば、それはありがたい存在なのかも知れません。
そう思い至ると、言いにくいことをきちんと伝えてくれる人がいるのなら、なるべく素直に聞く姿勢が取れるようになりたい、と思うようになりました。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。