人に甘える・人を気遣う難しさ

“あなたのためにこうしました”とか、困っている人を見てすぐに”大丈夫⁈”とか。
何のためらいもなく言える人が、実はちょっと羨ましい思いがあります。
そう声をかけるべき立場になった時、私はまず躊躇してしまうと思うから…。

悪いことだと糾弾しているわけではありません。

基本的に、まず困難にあった人に対して自分が必ず力になれるという自信がありません。
幼少期、”お母さんのためにこれをやった”と喜んで貰おうとして拒絶された経験を持つ私は、”大丈夫?”と相手に声をかけたくても、未だに心配してなんかいないくせにと思われるのでは、と思ってしまうのです。
逆に自分が困っている場合でも、若い頃は人にになかなか打ち明けられませんでした。
子供の頃”頭が痛い”と訴えても”嘘つけ!”と心配されなかった体験が、かなり長いこと尾を引いて、辛い状況になっても1人で頑張ってしまっていたのです。
まぁ時も経って少しは甘えられるようにはなりましたが笑、相手を心配する声掛けは未だに苦手です。

この頃は本当に相手を思って声をかけているのか怪しい、”ポーズ”で言っている(ように見える)場合も見かけるに至って、心配した時に相手が何をして欲しいと思っているか、考えることが大切かなと思っています。
本当にどうすれば良いのか分からなければ、本人に聞くという手もありますし、それでさえ聞くタイミングをよく見なければならない。
思いやりは想像力とはよく言ったものですが、本当に難しいですね。
私自身は、
“心配している”ということと
“無理をしないように””1人で考え過ぎないように”
そして”私で良ければいつでも力になります”
というメッセージを1番シンプルな文で伝えるようにしています。
心配している者がいるとわかるのは恐らく心強いでしょうし、1人でない、というメッセージにもなりますし、力になると伝えるだけでいい、と思っています。
力になってほしいと思う相手が私とは限らないので。
私こそが力になります、と言ったら迷惑になる可能性もあると想像すべきだと思っています。
頼ってくれれば、できる限り手を貸したい。
この距離が人との距離だと思っています。
誰のための”大丈夫?”か。
ちょっと立ち止まってみる必要があるのではないでしょうか。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。