お稽古に臨む姿勢(生徒編)

日本舞踊の稽古場では習いにいらっしゃる人をお弟子さんと呼びますが、一般的な習い事では”生徒さん”と呼ぶことが多い気がしますので、生徒編としました。
学ぶ姿勢ということで言えば、「身体表現を学ぶということ」の中で全て受け入れる姿勢が大切であるというお話をしています。

その通り、と思っていても、”先生に教わる”ということが往々にして受け身になりがちなことがよく見受けられます。
先生の”押し”が強すぎると、ほとんど言いなり状態になる可能性もあります。
実は学校で教えていて少し驚いたことがあります。
グループでフォーメーションを作る授業で、振付をまだ覚えきれていない生徒を他の生徒が教えたりする場面が良くあるのですが、私が教える時より覚えるのが早いのです。
先生の私より教えるのが上手なのでしょうか笑
これは友達、という関係性が影響しているかと想像します。
同じ教わる立場なのに、自分はわからず教えてもらう。
友達の役割ではないことで時間を取らせてしまう申し訳なさ。
なるべく早く覚えたい。
この気持ちを先生に対しても持ってくれたらいいのに笑
総じて真面目に授業を受けてくれていますが、やはりいつでも教えてもらえる、教える人である、という甘え、みたいなものが少なからずあるのかも知れません。
私の場合は、アクションクラブで厳しい環境にいたこともあり、先生が教える以外の、言葉にしない動きなども何とか理解しようと集中してお稽古していました。
私の師匠は元々あまり言葉で説明せず、自由に踊って見せていた方でしたので、他のお弟子さんたちはよく”ウチの先生は何も教えてくれないから”と愚痴をこぼしていたものですが、教わる側の姿勢でいくらでも教わる(学ぶ)ことはできると思います。

真面目に臨んでいるつもりでも、心のどこかに”わからなければ(できなければ)いつでも教えてもらえる”という甘えがないか、考えてみる必要はあるかも知れません。

いつでも能動的に。

その向き合い方が、逆に先生を更に動かすことになる、とても良い関係になっていくことに繋がると思います。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。