2024新年度が始まりました。

桜の開花が遅いと思っていたら、近所の桜がもうかなり咲いていて驚いてしまいました。
人間は何かしら節目がないと、ついだらけてしまうのかな、などと思ったりしています。
今年は新年早々インフルエンザやら何やらで、出遅れてしまいました。
時間はたっぷりあるのに何もできないもどかしさ。
返って時間に追われている方が、テキパキ動ける感じもします。
いや、感じでなくその通りなんですが笑
実は8月恒例の舞台”千舞祭”に向けた準備は、例年整っている頃なんですが、これがなかなか…
昨年までに周りの力添えもあって、大きく進めた実感がある一方、浮かれてはいけないと自戒する気持ちもあって、今年は初心ではありませんが、謙虚にひとつずつ向き合って、丁寧に対応しようと思っています。
千舞祭はお弟子さんの発表会、和楽器コンサート、千翠流舞ショーの三部構成で、和物に携わる人たちの交流と和文化を楽しんでいただくショーを開催する目的があります。
千翠流舞ショーについては、日本舞踊を知らない方でも楽しんでいただけるもの、また、イベント等演出のご提案も兼ねています。
大したテーマは掲げないのですが、不思議とテーマらしきものが毎年できてきまして、お客様も身内のみならず、楽しみにいらしてくれる方も大勢いらっしゃるのが、密かな自慢でもあります。
そんな今年の千翠流舞ショーですが、目新しいことではなく、と思っていたのに”槍を使ってみたい”という要望が出て選曲から四苦八苦しました。
若い頃アクションクラブにいた関係で、刀は何とか振れますが、槍、棒の類は”女は必要ない”と言われて殆ど触ったことがないのです。
薙刀でも恐らく1,2回しか練習していません。
男性たちがやっていたのを見ていて、それなりに振れますが、ショーに出すとなると…
で、いつも殺陣でお世話になる小松雅樹さんの道場に勉強させてもらいに行きました。
幾つになっても学べる環境があるというのは、ありがたいことですね。
槍の使い方、動き方などよく見せていただき、何とかイメージできるようにしたい(願望？)と頑張ってきました笑
振り付けは苦労していますが、夏の手合わせで小松さんにがっかりされないように振り付けしたいと思っています。
4月に入ってまだ振り付けに苦しむというのは初めてなんですが、ひとつずつ、丁寧に、を心に刻んで初心者のような気持ちで新年度に臨みます。