夫婦の役割…

私も一応結婚生活を長いこと送って来ましたし、SNSで夫婦の不満などを目にする機会が多くて(私が興味を持って見ているからなのかも知れませんが)
つい何か言わなければ、と思いがちなのですが、今までそれについては書いてきませんでした。
突っ込んで言えば夫の悪口になることは確実で笑

以前役者と付き人のお仕事について述べたことがあります。
まぁ付き人に限らず、裏方全般のお仕事、ということですね。
表に出る役者だけが良ければいいわけではなく、その表現を照明、音響、衣装、小道具、大道具、カメラマン、監督(演出家)その他数えきれない様々な役割の人たちが、役者を支える、というよりは作品を作り上げるための表現になっている、ということだと思うのです。
表に立つ役者だけが目立つようですが、それよりも遥かに多くの人々のプロフェッショナルな仕事全てが合わさって初めて出来上がる作品なのです。

ただ同じ現場にいて力を合わせていたとしても、自分以外の人たちの仕事を正しく把握できているかと言えば、難しいかも知れません。
同じ現場にいても、同じ仕事(役割)をしているわけではないからです。
そういう意味で表に出る人が裏方を体験してみたりすることは、お互いを知る機会にもなりますし、感謝できるようになりやすい、とは言えると思います。

夫婦の役割も似ているのかなと。
どちらが偉いとかではない。
お互いの役割を果たして、補い合い、助け合っていかなければ家庭は成り立ちません。
「役者が1番偉いのだから、お前たち従え」
では成り立たないということは理解できることではないでしょうか。

ただ、主婦の仕事は相手のために動くことが多いので、夫が外で働く場合、主婦である妻を助けるというのは結構難しいのかも知れません。

でも現代では共働きも多く、そんなことは言っていられませんよね。

夫が病気で寝込んだら、1日中何もしないで休めたのは何故か、考える必要があります。
奥さんが熱でふらつきながら食事を作ったり、洗濯するのを平気で気づかないというのは思いやりがなさすぎます。
やっぱり旦那さんを責めてしまいました笑

思いやりは想像力です。
言ってくれなきゃわからない、なんて言わずに自分がこういう時どうしてもらいたかったか、どうしてもらったかをよく思い出して1番大切な人を大切にするという当然のことを是非してほしい、と思います。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。