礼を尽くす 日舞講師の小話ーその6ー

生徒たちとの付き合いで気になるのは、言い訳が多いこと。

遅刻した、忘れ物をしたなどなど…

グループで創作の授業をしているので、メンバーが遅れれば練習の妨げに。皆で使うものを忘れれば、誰かに借りなければなりません。

と言うと「え、だって」と言い訳オンパレード。

その言い訳は、もしかしたら本当に仕方ない、不可抗力であるかもしれません。

でも、その前に他の人に迷惑をかけたことに対して謝るべきです。

人は謝って貰えると、その後の話は素直に聞けるものです。

しかし言い訳が先に出ると、たとえ不可抗力であったとしても、あまりいい気持ちはしませんね。

学校でのことですから、仕方ないことであればそうそう文句は言われませんが、私は近い将来社会人になる彼らには、ちゃんと知っていてほしいのです。

仕事となれば、仕方ないと言われる理由であったとしても、「今回は間に合わないので…」なんて断らられる可能性もあります。

それでも次に繋げるためにもきちんと謝罪する。

世間は意外に狭いです。

ここはダメでもあっちでいい顔、なんて通用しません。

逆に、感謝の気持ちもしっかり伝えられるようになってほしいとも思います。

1年生の時半年ほどだけ部活動で一緒に練習していた子が、卒業の時「少しの間でしたが、日本舞踊に携わることができて、とても感謝しています」とメッセージをくれました。

都合がつかずわずか半年のお付き合いでしたが、こんなにしっかり挨拶してくれるなんて、と感激しました。

わずか半年なのですが、この子がもしも活躍したらきっと誇らしい気持ちになると思いますし、周りに、良い子だからよろしく、と頼まれてもいないのに言ってしまうでしょう。

礼を尽くせる人は周りから愛されます。

良い人との印象を持たれれば、自然に良い人が集まります。

親が子供のためにお礼を言ったり(逆にお詫びをしたり)することがありますね。

親の立場としたら、そうしたくなる気持ちはよく理解できますし、子供が未成年でしたら、それで良しとするでしょう。

しかし子供が未成年でない場合、親の態度は理解できても、「あれ、本人はどうした?」となりませんか?

お世話になったのは本人なのに、とか、悪さをしたのはアイツなのに、とか思ってしまいますね。

成人したら、自己責任なのです。

親がどうこうではなく、自分がけじめをつけなければなりません。

そういう、社会に出れば当然のことを 失敗しても許される今、高校生のうちに学び、愛される大人になってほしいと願っています。

 

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。