先日、今どきの子育てについて、長い年月をかけて様々な子育て法が試された結果?なのか、かなり丁寧な子育てになっている、ということを書きました。
少子化の影響もあると思いますが、おとなしい子が増えた印象もあります。
師匠(指導)の仕事をしている立場での印象として、色々な面で教えることが増えた結果、”お勉強”はよくやっていて、理屈というか、そういうことはよく知っていますが、圧倒的に体験が足りないということを凄く感じます。
そのせいか、理屈(お勉強)として正しいことを知っていてもそれができるとは限らないわけで、そのあたりも失敗を恐れる一因になっているのでは、と想像しています。
(よかったらご参照ください⏬)
私が小さなお子さんを教えるようになって、かれこれ20年は経っていますが、20年前の子供たちと同じものを今教えていて、覚える速度がだんだん遅くなってきている感じがしています。
教え方も変わってきている可能性もありますが、もう10年以上前から感じていて、子育ての変化も一因としてあるのでは、と最近は考えています。
昔は、例えば3歳4歳くらいの子供は、お稽古と言っても先生と一緒に曲に合わせて楽しく遊んでいるような感覚があって、他に習い事などお勉強があるわけでもなく、週に一度踊るだけで次のお稽古でも振りを忘れずにやってきて、お稽古をまた楽しむという感じでした。
今の子供たちの場合は、お稽古もお勉強に近い感じがある気がしていて、上手に踊ろうとか間違えたりしたくない、覚えなければ、みたいな”真面目さ “があって、その分覚える速度が遅いのではと思っています。
上手にとか間違えないようにとかを気にせず、”嬉しそうに”とか”元気よく”とかそういう雰囲気を感じ取って楽しんでほしい、と師匠としては願っています。
一冊の本について、あらすじが言えます、というのと第一章を暗記しましたというのではどちらの方が理解が深いと言えるのか、ということです。
基本的に子供は(大人もそうですが)先生の真似をしています。
もっとこうすれば”カッコいい”ということは、真似をして楽しむ中で少しずつ声をかけて直していきます。
この辺りが師匠の腕の見せ所なんですが笑
今どきは親もかなり真面目というか、真剣に習い事を考えているので、”ちゃんと教えてください”みたいにおっしゃる人もいましたね。
この頃はそのあたりも事情をお話して、長い目で見てください、というお話もして納得していただいていますが。
折角、座学的な習い事ではない、日本舞踊を選んでいただいたので、何とかその子の感性を引き出してあげたい、と腐心しています。
ウチでお稽古して成長した子達は、皆見たまますぐ身体が動くように鍛えられています。
小学校も高学年になればかなり踊れるようになっているんですね。
感覚を優先してお稽古することで、学校でダンスなど他の身体を使うことでも早く覚えてできるようになるので、驚かれ笑、喜ばれています。
まぁこの頃やっと中高校生、成人する子も増えてきて結果が見えるようになったので、お子さんを預けてくださる方も増えたのかな、という感じではありますが。
私の考え、やり方は間違っていなかった、と今は自信を持って”焦らす、お任せください”と親御さんには申し上げています笑
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