これからの千翠流舞-2021所信表明!-

昨年は感染症拡大の大変な年で、様々なことが制限され、何が不要で、何が必要なのか、幸せとは何なのか、本当に考えさせられた1年でした。

2021年が始まっても、収まるどころか第3波と呼ばれる感染拡大。

まだまだ油断はできませんが、やるべきことはわかっており、気を緩めず実行していくしかありません。

千翠流舞は、今年、どんどん出て行こうと決めています。

踊ることを仕事にして行こう、と千翠流舞を結成した半年後、マレーシアの舞台付き和食レストランのオープニングアクト、というお仕事をいただきました。

複数の日舞団体の中から千翠流舞を選んでいただき、本当に恵まれたスタートを切ることができました。

現地でも想像以上の歓迎をいただき、思いもかけず路上ライブもさせていただいて大声援をいただくことができました。

その勢いで国内でも頑張れる、と思っていたのですが、そうはいきませんでした。

日本の芸能であるのに、海外と国内でこんなにリスペクトの差があるとは思ってみなかった。否、マレーシアで想像を超える反響があったため、勘違いしてしまったのかも知れませんね。

でも、それから2年ほどたって周りを見回してみると、それでも粛々と頑張っている日本芸能の方たちがたくさんいらっしゃることを知ることができました。

千翠流舞も、いつまでも待っているのではなく”ここにいる””こういう活動をしている””こう考えている”とどんどん発信していこうと思っています。

幸い若手も実力をつけてきました。この努力が報われるように主宰者であり指導者である私、千翠珠煌が行動していかなければなりません。

現在感染症が蔓延する中、舞台はなかなか難しいですが、オンラインは何とか使えそうです。

本音で言えば直接ご覧いただきたい。夏には恒例の千舞祭という舞台も計画していますが、とにかく一人でも多くの方に知っていただく、観ていただく為にオンラインを利用しようと考えています。

先ずは日頃、どんな訓練をしているか。確かな技術、表現力を磨く為にやっていることをお見せしましょう、ということになりました。

これは和物の世界では割に言われることなのですが、「古典こそ本物」「古典が基本」私も日本舞踊は、古典だろうが創作だろうが、新舞踊と言われようが基本は皆同じだと考えています。

ただ、その習得の仕方は1つではないと思っています。短い曲でも基本は学べますし、歌舞伎舞踊がゴールでなければ、これは違うと目くじら立てるほどの事ではないと思うのです。

例えば、バレエとコンテンポラリーダンスとの違い、と言えば分かりやすいでしょうか。

千翠流舞では、何も知らない方が観ても理解ができて、楽しめる日本舞踊表現を目指しています。

エンターテインメントです。

今は若い人たちなどが、殺陣や和楽器、歌などと自由にコラボして面白いエンターテインメントを披露しているのを多くお見受けします。

千翠流舞も負けてはいられません。

先ずは動画をどんどん公開して知って頂き、ファンになって頂き、観ていただく。夏には和楽器の方たちともご一緒する予定です。ライブなども是非やりたいと思っています。一人でも多くの方にご覧いただき、楽しんでいただきたい。

これからの千翠流舞にどうぞご期待いただき、応援をよろしくお願い致します!

千翠流舞のお稽古曲や舞台の様子はこちらから

💮千翠珠煌主宰の日本舞踊教室では、無料体験レッスンを 千翠流舞ではワークショップを開催しています。

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ABOUT US
千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。