親に期待の対処法?

仲良し親子も多くなった印象がありますが、大なり小なり親との確執はある気がしていまして。
以前新聞の悩み相談欄で”完璧な親はいなくて、多少の悩み、トラウマは誰にでもあるのでは”といった文言があり、”私だけじゃないのか…”とちょっと気が楽になったことがあります。

私は第一子であったこともあり、親(主に母親)のストレスを一身に受けることが多くありました。
その為物心ついた頃から、親に愛されていないという気持ちが強く、愛嬌のない(要するに可愛げのない)子供でした。
その分ウチでひたすらお絵描きをする、今で言う陰キャでした。

母の名誉のために言うと彼女は、都内住みの父との縁談を持ち込まれ、2回デートしただけで”2度とウチの敷居はまたぐまい”と悲壮な覚悟で田舎から嫁いだ人でした。
父は本当に無口で、周りには知る人もいなく孤軍奮闘していたようです。
私を妊娠中の時には、思い余って実家に帰ったこともあったとか。
この話はだいぶあとに(私が結婚してから)聞いて、母も苦労したんだなと思いました。

まぁでも”2度とうちの敷居は”なんて考えは現代の人には考えられないですよね。
そういう価値観の時代でもそうでない人もいると思うんですが、母は”人並みに生きていければいい”という人。
少しでも”こんなこと、やってみたい!”なんて夢みたいなことを言うと、すぐ「そんなことできっこない」と言われました。
弟妹は同意したわけではないでしょうが、私と比べれば、割と人並みに生きているのでは、と思います。
私の場合は粗雑に扱われたこともあり、自分の世界にいる時間が侵されなかったせいか、できるかどうかより、やりたいかどうかが基準になっていまして、進路に関してはかなり反対されつつ、ほぼやりたいことをしてきた気がします。
やりたいことに対してどれだけの勝算があるかが親の価値判断でしたが、例えば今活躍している役者さんたちは、その道に入った時必ず成功する保証があったでしょうか。
そういう話をしても、”その人は成功したからいいんだ”などと全く理解できません。
私が日本舞踊を始めた時も、花嫁修業に楽しむ程度なら良いのですが、いざ名取になりたい、師範、舞踊家になりたいと言い出すと大反対。
それでも、現在の舞踊活動に関しては文句もなく、舞台があればいそいそと観にきますし、何なら”自慢の娘だ”みたいな恥ずかしいことも言っていたりします。
一方でこの年になっても、例えば若い人たちとデザフェスに出る、なんて言うと”そんな所に年取ったあなたが出ても恥ずかしいよ”なんていまだに言われるんです。

毒親、みたいな言い方もあり、私の親など大したことはないのかも知れません。
親は子供にとって絶対的な存在でそこから抜け出すのは容易なことではないとも思います。
でも、何とか色々な方法、周りの人、機関を頼って
自分の道を歩いてほしい、と願わずにはいられません。
親ではなく、自分の人生なのです。
それを邪魔する者には力強く立ち向かえるよう、勉強しましょう。
そして味方は親だけではありません。
1人で足掻いて絶望することがないように。
助けを求めることも、恥ずかしいことではありません。
自分の1番大切な部分を守って、生きてほしい、と願います。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。