”日舞ダンサー”千翠珠煌の習い事人生

小さい頃からの様々な習い事の経験を通して今思う事

小さい頃は超インドア派

物心ついたころから絵をかくのが好きな子供でした。一日中お絵かき。

お絵かき帳さえあれば機嫌がよく、毎日”お母さん、お絵かき帳買ってきた?”と母に聞いていました。あまり外で遊んだ記憶もありません。

3歳からお習字、5歳からはピアノを習っていました。

大きくなってから母に、”バレエとか器械体操とかさせてくれればよかったのに”運動会であまり(全然?)活躍できなかった私は、そんな恨み節をぶつけたこともありましたが、”お前がやりたいって言ったんだよ、3歳の時””えー!”

そんなことは全く覚えがありませんでした。何を見てやりたいと思ったんだろう…。

でも、それらの習い事は大して上達せず、通う足も遠のき、それぞれ5年、10年くらいでやめてしまいました。

突然アクションにはまる

13歳の時、雑誌で見つけたアクションクラブのオーディションを受けました。

自分の運動神経が人並みなのかどうかもわからず、主催の倉田保昭さんの大ファンだったことが最大の理由です。

何とか合格して入所してみると、初めての事ばかりで大変でしたが、毎日楽しくて楽しくて夢中になってしまいました。

いつしかアクション俳優を夢見るようになって、頑張っていましたが、なかなか仕事にはつながりませんでした。

”ここで(クラブの中で)1番になれば成功する!”と何故か思いこみ、いつも精神的にマックスで打ち込んでいましたが、5,6年を過ぎると精神的に疲れてしまい、8年目には燃え尽きたようになってやめてしまいました。

誰に言われるでもなく、自分で見切りをつけるということは、本当につらいことでした。

何気なく始めた日本舞踊にはまる

アクションへの情熱が無くなる2,3年前、俳優になるためには事務所に入らなくちゃ、とやっと気づいた私は(その頃はSNSも無かったし、芸能界の仕組みとか何もわからなかったのです)、親のつてで事務所に入ることができました。その事務所でのご縁で日本舞踊の先生を紹介されたのです。”俳優さんはみんな日舞をやっているよ”と言われて、薦められるがままに日舞を始めました。

アクションほどハードに見えなかったので、内心”簡単でしょ”などと思っていましたが、全く歯が立たない。体をどう動かしているのか、先生と同じように動けないのです。

悩みに悩んでいるうちに私はどっぷり日舞にはまってしまいました。

結局アクションをやめ、俳優になる夢もあきらめたのですが、日舞はやめませんでした。

どうしたら先生の様に動くことができるのか。その謎を解き明かしたい、上手くなりたい一心でした。

日舞を極めるために始めた習い事

日舞を続ける過程で、ほかの習い事もいくつかしました。

邦楽の独特の間の取り方を勉強したくて長唄三味線を習いました。邦楽は呼吸が大切です。文字通り息を合わせることで指揮者も無く大勢で演奏できるのです。

邦楽ってすごい!と思いましたよ。

長唄を習ったことで、踊りで間を合わせること(音に合わせること)が容易になって嬉しかったです。

また、日舞は実は体幹をよく使うのですが、私は入門が遅かったこともあってなかなか難しく、もっと他の動きも勉強して、短期間で体幹を使えるようになりたいと中国舞踊も習いに行きました。

実はレオタードが苦手でした(恥ずかしいでしょ?)中国舞踊ならトレーニングウエアでも許してもらえると思ったのです。

中国舞踊はバレエの基礎を取り入れています。たまたま来日していた中国人のプロダンサーとご縁があり、3年ほど教わることができました。この経験は、のちに創作舞踊に洋舞を取り入れるきっかけにもなっています。

その他舞踏など様々なパフォーマーのワークショップなども、表現を広げるうえで大いに役立ちました。

すべての習い事がつながり、役に立つ

幼少の頃より私が経験した習い事は、アクションも含めて 一見何のつながりも無いように見えますが、現在踊りをやるうえですべてがつながり、役立っていると感じます。

絵を描くことは全体を写真の様に捉えられるようになるので、踊りを覚える時など全体を見ることができ、早く覚えられます。その分理解する速度も上がりますね。また演出等考えるうえでも舞台全体を絵として捉えられるので、早く、具体的にイメージをつくりあげることができ、絵を描くことが好きで本当にラッキーだったと思っています。

ピアノも音感、リズム感を養えたことでのちに習った三味線の習得も早かったと思います。ただ、歌はあまり得意でなかったので、それはちょっと残念でしたが。

20年近く、もう二度とやらないと封印してきたアクションは、ある勇ましい曲に棒(六尺棒)を使ってみたくなり、解禁しました。

アクションだけは私の人生に何も生かしきれなかった、と気持ちの中で重くのしかかることもあったので、アクションの技術を生かすことができたことは、無上の喜びになりました。

だから自ら興味を持ったことをする

今までやってきた習い事はすべて無駄ではありませんでした。

これは、どの習い事も自分が興味を持ったことだったことが大きかったと思っています。

この体験を読んで、何か習い事をしたいと思われている方、お子さんに何か習い事をと悩んでおられる方にも、少しでも参考になれば嬉しいと思っています。

もちろん、何が自分に向いているかは簡単にはわかりません。

でも思い切って飛び込んでみれば、そして一生懸命やってみれば向いているかいないか、好きか嫌いかもわかります。ダメだったらまた別のことにチャレンジすればいいのです。それは失敗ではありません。

その体験そのものが自分の財産になります。

自分が興味を抱いたことは、すべて自分の幹からつながった枝葉になると信じています。

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ABOUT US
千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。