あまりテレビは見ないのですが、たまたま見た歌謡祭笑
昭和の名曲を特集していました。
トップに近藤真彦(マッチ笑)が、昔のヒット曲を若い世代のアーティストと共に披露しました。
マッチに限りませんが、アイドルというと歌のうまさよりも、という時代でした。
今回も共演したアーティストは今大活躍している人たちなので、歌唱力は素晴らしかったのですが、マッチが見劣りするかと思ったら(失礼)そうでもなかったのに内心驚きました。
勿論マッチ自身がずっとちゃんと歌ってきたのだということでもあります。
それがよくわかる歌唱でしたが、ずっと歌ってきたその声の技術のみならず、彼の人柄というか、年月を重ねてきた人生さえも感じられるような表現であったのです。
それができるということは、それだけの年月を素直に表現できるだけ人前で歌ってきた、真摯に歌に、人生に向き合ってきたということだと思うのです。
プロの歌唱力という意味ではオペラ歌手やミュージカル俳優には及ばないかも知れませんが、それさえ超える、いわゆる”味”のある歌であった気がします。
これが歳を重ねる素晴らしさだなぁと、同年代の私は嬉しくなってしまいました。
私も、顔の皺が増えても笑、若い頃のようには動けなくなっても、私自身が見えるような、私の人生が見えるような踊りが踊れるようになりたい、そうありたいと思っています。
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