仕事のない人生

クリスマス、お正月。
クリスマスは特にファミリーや恋人たちにとってテンションの上がる行事ではないかと思います。

ウチは子供も大きくなったし、いつの間にか飾り付けもしなくなってしまいました。

街に出ると街頭でチキンやケーキを売る人たちの声が響き、スーパーでも働く人が沢山いる。

正月も稼ぎ時の職業では、休むという選択肢は無いでしょう。

ふと、働かなくても生きていけたら、人はどうするのだろうと思ってしまいました。

老人ホームでも高級な所は、娯楽施設が充実して勿論食事も提供され、至れり尽くせり。

ゆっくり暮らせる環境は素晴らしいと思いますし、ある程度年齢がいけば働くのは難しいとは思いますが。

作家の曽野綾子さんが、
“歳をとっても仕事をしなければ”
ということをおっしゃっています。
“何も稼げとは言っていない。自分のできる仕事を歳をとってもやるべき”と。

だいぶ前見かけた話。
針仕事が好きなお年寄りが、人に頼まれたりしてずっとやっていたのですが、子供たちに
“もう歳なんだしやめたら?”
と言われ、針仕事を引退したそう。
ところが後から
針仕事を辞めた時から死を意識するようになったとお年寄りは言ったそうです。
子供にしてみれば、年寄りがいつまでも働いているのが可哀想に見えたのかも知れません。
傍から見れば、手つきもおぼつかなくなっていたかも知れない。

それでもその針仕事はその方にとって好きなもので生き甲斐であったということなのだと思います。
だいぶ昔の話ですので、年寄りが大人になった子供たちに逆らうという選択肢はなかったのかも知れません。

その人が生涯ずっとやってきたこと。
心の拠り所にしていたこと。
ささやかな楽しみ。

周りから見れば生産性のない、ただ疲れるだけの仕事に見えるかも知れませんが、そんなずっと続けたいものを持っている人なんて幸せという以外、何といえばいいのでしょうか。

休む、ということは大切ですが、好きなこと、やりたいことを持って生涯生きていけたらいいなと私は思います。

 ご相談お問合せ、ご依頼は⏬
🌸千翠流舞HP: https://sensui-ryubu.com

踊りを楽しんでみたい方、千翠流舞メンバーになってみたい方!まずは無料体験で❣️
🌸千翠流日本舞踊教室HP⏬
https://sensuibuyou.mystrikingly.com

🌸千翠珠煌 X (旧Twitter)⏬
https://twitter.com/buyou_azaz?lang=ja

🌸千翠珠煌facebook⏬
https://www.facebook.com/sensuiryubu

🌸千翠珠煌Instagram⏬
https://www.instagram.com/sensui_ryubu/

🌸YouTube千翠流舞チャンネル⏬
https://youtube.com/@sensuiryubu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。