その人のいる場所、役割

私は先日”簡単な”手術をうけ4日で退院しました。
この手術自体は簡単な外科手術ですが、3年ほど前の疾患に関連するものです。

もっと言えば、その更に15年前も入院手術を経験しています。
大病をしたことがある、ということは以前にもちらほらブログに書いていますが、詳しい内容は公表していません。

別に隠す必要はないとは思っていますが、同様の病気の人たちに影響を与えるのがあまり気が進まないというか…。

よく大病をすると、患者会に入って悩みを打ち明けあったり、或いは経験者として語り部となったり、悩み相談に応じたり、みたいなことができる人がいますが、わたしには無理だと思っています。

そういう仕事が向いている人、やりがいを感じる人がやるべきですね。
私は罹患した時の苦悩から抜け出せなくなる恐怖があって、乗り越えたなら次の段階、自分のしたいこと、踊りをやっていきたいと思うのです。

公開して
“今は踊りをこんなに出来るようになっています!”
みたいなこともできるでしょうが、
そのリアクションでまた病気のことを思い出したり、その状況時の気持ちになるのが嫌なんです。

最初に病気が発覚した時、娘はまだ8歳でした。
思わず娘が20歳になるまであと何年あるのだろうかと考えた時の精神状態に戻りたくない。
俯瞰して”こんなこともありました”と人に話せないのです。

何でやらないのだと責められたこともありますが、例えば子供の頃病気を治してくれたお医者さんに憧れて医師を目指した、なんて話はよくありますが、この体験をした全員が医者になるわけではありませんね。

震災が起こった時、ボランティアに駆けつける人もいますし、アーティストがコンサートで得た収益を被災地に寄付することも、その人ならではです。

その人なりのやり方、役割、場所があると思うのです。
思いも人それぞれ。
何でボランティアに行かないんだ、と責めるのはお門違いです。
自分の無力さを実感しながら、ひたすら祈るしかない人もいるのです。

ささやかな活動ではありますが、私なりに出来ることを。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。