今日読んだ新聞の中で、猛暑はヘリコプターの性能に悪影響(読売新聞2024/9/10夕刊・おっとフォーカス)とありました。
気温が上がると空気の密度が小さくなり、揚力やエンジン出力の低下に繋がるとか。
この一文を読んで踊っている時の意識の密度を連想してしまったのは職業病でしょうか笑
指導する時、歌詞をよく読んで想像して、光景を思い浮かべてとよく言います。
しかしその想像は、当たり前ですが人によって違うし、その光景への思いの深さも違います。
役者さんならかなりの集中力で想像し、気持ちを乗せて表現するでしょうが、それでもその元になるものも必要かと。
勿論全てを体験することはできませんが、例えば子育てをしたことがある人とそうでない人では、子供に対する思いも違うかなと思うのです。
身内贔屓のようですが、ウチの最古参の弟子は想像力が桁違いというか、表現力がずば抜けています。
実は、イメージできないものは身体さえ動かせないほどの運動音痴です。
私が生きてきた中で(大袈裟でなく)初めて出会うタイプでした。
幼少の頃から踊っていますが、それこそこちらが全力で気持ちを込めて踊らないと理解できないので教えるのが本当に大変でした。
現在は理屈が通用するので大丈夫ですが、幼少期は、”もう少し足を上げて”と言っても、本人は足を上げている意識はなく、”こういう気持ち”で動いているだけなので、”え?何で足あげるの?”みたいな反応になって混乱してしまいます。
“もう少しこういう気持ち”と動いて教えないと理解できないのです。
大人になった今では、技術的なことを言っても自分でイメージ(表現)に変換して動いてくれますが、踊る時には基本的に意識が満ちた状態で表現しているので、私もこれに太刀打ちできるとは全く思えません。
先日モデルの富永愛さんがブライダルショーに出演しているのを拝見しましたが、衣装と衣装の雰囲気を全ての意識が同化し増幅し完璧な表現をされていて、これこそ踊りだし、踊りと括らない表現であると感動しました。
結局どんな表現も、意識の密度がどれだけ高いか、見た人は全て等しくその強い意識を受け取り感動するのだと実感します。
そこまで果たして自分ができるようになるのか、なっているのかと思うとちょっとため息が出てしまいますが笑、そんな果てしないところを目指して日々やっていくしかないんですね。
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