舞踊家に必要なボディケア

以前にもお話しましたが、踊りを運動との意識がない方が多いと感じています。
その割に踊り自体はかなり身体に負担があるので、これだけやってれば他にやらなくても良い、みたいな思いもあって、補助的トレーニングをしていない方も多いですね。
実際にはかなり足腰に負担がある日本舞踊は、その後のケアも毎日するべきだし、年々誰でも等しく老化することを考えれば、最低でも老化(マイナス)をゼロにする程度のトレーニングはすべきだと考えます。
現代ではそういったトレーニング法がかなり開発されていて、プロ選手の寿命も飛躍的に伸びていますね。
特に師匠は自分の踊りだけでなく、お弟子さんのために教えたり、勿論教えるために練習したりもするので、身体の負担は相当なのですが、その日の疲れをきちんと解消できないと、足腰などに痛みが出たりします。
素人考えで”痛いから休む”をすると、動かない分余計に筋肉が固まり、痛みを助長して悪循環になります。
日本舞踊の動きは堪える動きが多く、例えば太ももでも上部の方(股関節付近)にとか下部の方(ひざ周り)にと部分的に負担がかかって凝り固まる場合が多く、単純にストレッチしただけでは全体が伸びないことが多いのです。
硬直した部分はマッサージなどでほぐしてからストレッチすると良いでしょう。

日を追うごとに老化していくのは仕方ないことです。
身体表現をずっとやっていきたいと思ったら、ケアは欠かせません。
今まで平気でできたことが、いつの間にか負担になっていたということがないよう、足腰の強化強いて言えば身体全体の強化が必要不可欠です。
痛みがあっても無理した結果、炎症を起こすなどとなったら、マッサージどころか本当に動くことができなくなります。
最終的に手術になったお師匠さんの話も聞いたことがあります。

先ずは動きが負担にならない基礎的(補助的)な身体作りを。
そして翌日に疲れを残さないマッサージ、ストレッチを。
年齢が上がるほど十分な休息を。
そして毎日同じように動く(踊る)こと。

コロナ禍の時、”もう3ヶ月もお稽古してない”と平気でおっしゃっていたお師匠さんが何人かいらっしゃいましたが、お稽古を再開しても踊れなくなった方が結構いらっしゃいました。
年齢を重ねたら、普段やらなければ確実にできなくなっていきます。
大変ですが、身体のケアもお稽古も毎日続けなければなりません。
まぁ身体表現をする方なら当然なんですが、踊りも身体を動かすもの(運動)と捉えていない方にはわからないことなんですね。
危機感を持たないとそのまま”年だから”で諦めることになってしまいます。
そうならないために。
本当に一生、これでもう大丈夫、ということはないですね笑

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。