最後まで諦めない

先日オリンピックが閉幕しました。
日本勢は沢山のメダルを獲得、外国で開催されたオリンピックでは過去最多だとか。
今回実はオリンピックはそんなに観戦していませんでしたが、あまり馴染みのない競技でも見始めると見入ってしまうのは何故か。
極限まで鍛えられ、集中力を発揮する彼等のパフォーマンスは勝負は別にしても十分感動させられました。
体操男子の団体金メダルは、逆転勝利でした。
ミスもありましたが、お互いに、諦めるなと励まし合い、最後まで集中して、少しずつ点を積み上げた結果だと言います。
諦めずに最後まで集中する、というのは舞台表現にも通じることです。
私は踊りを教える時、1番嫌うことはお稽古で踊っている最中、”間違えた”と言って踊りを中断してしまうことです。
正しく踊るのが一番の正義になって、すぐ踊るのをやめてしまう、そういう癖をつけてはいけない、と思っています。
舞台では大丈夫、と言っても、普段やらなければできるとは言えません。
例えお稽古だとしても、先生に止められない限り何とか続けるという習慣を身につけて欲しいと思っています。
昔舞台で、もう半分以上踊っていたのに「あー!間違えた!」と言って袖に引っ込んでしまった人がいました。
その後もう一度最初から踊ることになったのですが、これだけ観客を無視した行為があるでしょうか。
間違えても何とか繋げて踊り抜く、ということを当たり前にやってほしい。
自分の芸を見てくださる観客に感謝して、何とか自分の舞台をその場で完成させてほしい。
教える立場としても、”ほら、間違った!”みたいには言わないことが大切だと思っています。
完全無欠の芸なんてあり得ません。
覚えてくるのは教わる方の仕事ですが、師匠はそこに固執することなく流れや表現を引き出していく、改善していくという作業をする、これが稽古の場を作る理想的な形なのではないかと思っています。

今年の舞台(千舞祭)はいつになく初舞台の弟子が沢山いるので、ちょっと心配はしていますが笑
なんとか”現在のベスト”を見せる心意気で、舞台を楽しんでほしい、と願っています。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。