AI音声とひとの声

この頃忙しかったりして、情報はもっぱらスマホから、という若者に近い生態?だったのですが、今日は一日家でゆっくりしていたので久々にTVでニュースを見ました。
「AI自動音声でニュースをお伝えします」とアナウンスがあり、短めにまとめられたニュースが次から次へと流れます。
そういえば以前も見たなと思って、しばらく聞いてみました。
最初は人と殆ど変わらず、舌を噛むことも誤読も無く、これなら人間が読まなくてもいいのではと思いましたが、聞いているうちにだんだんイライラするように。
慣れの問題かも知れませんが、やはり生の声とAI音声では、何というか音の幅が違う感じがするのです。
昔レコードからCDに変わる時、音が硬くなった印象がありました。
人間には聞こえる範囲があるそうですが、その範囲を越えた音(要するに聞こえない音)をカットしたのがCDのデジタル音声であると聞きました。
現在改良されたのかどうかは知りませんが、同じ曲をレコードで聴くと音の厚みが違うというか、感動が全く違うと感じてしまいます。
デジタル音声は雑音は一切なく、そういった音に慣れている若い人たちにしてみれば、レコード針の擦れる音や、レコードのキズの雑音などは許せないのかも知れません。
かく言う私もCD音源に慣れてしまって、特にホールなど広い場所で流す音源は、雑音がない方が聴きやすいので、古いレコード音源は使わなくなってしまいました。
CDにすると、元の音より少しだけ高くなる(だったと思うのですが、ハッキリ覚えていません。違う音になるということです)、本当の音を認識できなくなると言って声を上げた方がいると聞いたことがあります。
恐らく絶対音感をお持ちの方だと思いますが、そこまで言わなくてもやはり、元の生の音を知らないでいいのか、という疑問は私の中にもずっと残っています。
生身の人間なのに、デジタル音が全く抵抗なく心地良い音となっていくのは、なにか大切なものを見捨てていくことになるのでは、と危機感を持っています。
だからこそお弟子さんや教え子である高校生たちには、スマホの小さい画面で見て知った気にならないで、直接見て、触れて、感じてほしい、体験してほしいと言い続けているのです。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。