入院して病人になる〜復帰への道〜

入院して次の日に手術、明くる日は経過観察、次の朝退院。
退院の朝は最後の点滴(抗生剤投与)がありました。

入院した初日はパジャマに着替えた時点で”患者”となり、病人になった気分でした。
手術する場所を確認して夕飯を食べて。
全く時間が進まない。

翌日は午前中手術でしたので、待ち時間が短くて良かったですが、久々の手術で、手術室まで行く過程がいよいよ、という感じでイヤでしたね。

今回は手術自体は1時間ほどで、麻酔も腰の辺りに注射をするのではなく、点滴で入れてくれたので、怖くなくて良かったですが。

手術後は眠くて、1日食べられないのにお腹も空かず、何度も看護師さんが来て処置があって、寝てるのか起きているのかさえよくわからない状態。
次の日になったら朝から通常食笑
あまり食べられませんでした。
ただ、尿道管もつけなかったので、楽でしたね。
トイレは夕方やっと。
眩暈がして1人では歩けませんでした。
たった1日のことなのに、足がおぼつかない。

何時間かしてフロアを1周できたところで、
「外来まで行ってください」
病院は広く、9階の病室からエレベーターに乗って歩いて5分くらいかかる。
“車椅子で行きましょうか”と言ってくださったけど、このくらい歩けないと明日退院できない、と思い、お断りして1人で行きました。

車椅子に乗るんだ、と思った時、本当に病人になったのだと実感してしまい、身体の力がそれだけで抜けそうでしたが、お腹に力を入れて自分で歩こう、と思い直したのは良かったかなと笑

確かに行きは少ししんどかったですが、帰りは何とかなりました。
ここで疲れ切ってしまう場合もあるでしょうし、どのくらい無理できるか、線引きは難しいだろうなとは思いました。

普段の暮らしに戻るだけならそんなに無理をしなくてもゆっくり戻れればいいのかも知れませんが、私のように身体を使う仕事をしていると、それ以上に鍛えていかなければ、とか磨いていかなければ、みたいな段階があって、身体を壊さないギリギリのところでどう選択して登っていくかは大変なことなんです。

先日、ダルビッシュ投手が右肘の手術のため、1年間休養して来年復帰する、と宣言しました。
39歳だという彼が今から商売道具である右腕の手術を決断して、身体がゼロになった状態から1年かけてプロレベルに戻るというのは、私にとってはもう、想像を絶する努力です。
勿論リハビリなどその道のプロが同道するのだと思いますが、私などたかだか4日の入院でもリハビリ含めて怖気付いているところなのに…

昨日のニュースでは関取の方(名前忘れちゃってすみません)が取り組み中に大腿骨骨折、膝靱帯断絶、神経断絶の大怪我を負って、引退しかないと思われたのが先程復帰されたとか。
膝から下は感覚がなく、足首は固定しないとだらんとしてしまうとか、どうして相撲が取れるのでしょうか。
身体障害者手帳も取られているそうで、その上で相撲ができる、というのは本当に周りの人たちのお陰もあるでしょうが、本人の頑張りがあってのことでしょうし、見ている者たちへのエールは限りなく大きく、素晴らしいことです。

入院中に偉大な2人のアスリートを目にしたことは目に見えない力に見守られている、力付けられている実感が持て、感謝しています。

全然私など大したことありませんから笑

来月にはきちんと復帰できるように頑張っていきます。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。