サービス業の難しさ

以前よく通っていたパン屋さんがあるのですが、他の店に変えてしまいました。
スーパーなどは現在お会計を済ませると、買った本人が自分でエコバッグなどに詰めて帰りますね。
お店など大勢の人が働く場所では、対応(サービス)が統一されていないと客側に不満が出ます。

ある日家の前を掃除していたら、保母さんが小さい子供たちを連れて通りかかりました。
すぐ先に公園があるのです。
すると先頭の保母さんが私に
“こんにちは!”
と挨拶して行かれたんですね。
思わず私も挨拶を返し内心嬉しくなりつつ、今どき珍しいな、なんて思いました。
そのあと第2弾の保母さんと子供たちが通ったんですが、その人は何も言わずに通り過ぎました。
挨拶されることが通常では無かったわけなので、別にいいのですが、何もなく通り過ぎた時、
“この人は挨拶しないんだ”
と思ったんです。
先程の保母さんが挨拶しなければ、次に通った保母さんのこともどうとも思わなかったと思うんですね。
その保育園の方針として
“近所の人に挨拶しましょう”
とあれば、あの保育園は素晴らしい、となったかどうかはわかりませんが、対応が一枚岩でないと1人が良かれと思ってやったことがマイナスに作用したりもするんです。

冒頭のパン屋さんでは、会計を客側に任せているので、袋詰めも任せたいならスーパーのようにスペースを確保するとかすれば良いと思うのですが、店員によって会計している間に袋詰めしてくれる人もいれば、黙って立ったまま会計から袋詰めまで見ているという人もいて、
“この人は袋詰めしてくれないんだ”
という残念な気持ちになってしまうのです。

私は指導のほか、教室の運営もしています。
個人レッスンなので、他のお弟子さん同士そんなに対応を目撃されることはないんですが、情に流されて人によって対応を変えるということは、絶対にしないように肝に銘じています。
お弟子さん同士お話する機会も皆無ではありませんし、融通を効かせることで、結局自分が立ち行かなくなることになるからです。
要望は伺いますが、平気で踏み込んでくる人を助長させると最終的には他のお弟子さんの迷惑にもなりかねません。
皆が快適にお稽古を楽しむために。
サービスは我儘を無限に受け入れることではないのです。
そして、サービスする側はいつも同じ対応をしましょう。
それが第一の信用になり、長続きするコツになる、と信じています。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。