後期部活動パート2

高校の部活動後期は9月に始まっていますが、11月にお休みをいただいたことにより、1曲仕上げたあと、12月から部活動再開です。

今年の部活メンバーはヤル気マックスの子たちなので、抑えてはいるんですが笑自然に力が入るというかついつい要求のハードルを上げてしまっていて、どうしましょう、という感じです笑

卒業しても表現活動をしたいとの希望を持っている子たちなので、技術的なことだけでなく、大人の中ですぐ活動していくために必要な心構えというか、覚悟というか、、そういったこともよく話しています。

表現活動を目指していない生徒でも、やはり社会に出ればそのルールに従わなければならないわけで、何も特別なことは言っていないと思うのですが、どうしても学生気分の甘えが抜けない部分が見えて、お節介とは思いつつ口うるさい先生です笑

折角指導者がいる部活動で、かなり恵まれた環境のはずなので、そういう意味では、
“今日は遊びに行きたいから部活は休みー”
みたいなことは、私は許していません(厳しい笑)

生徒同士で集まって楽しく、みたいなことをしたければ、そういう部活に入ればいい。
こう強気で言うのは笑、クリエイターとパフォーマーを目指す人のための学校であるため、パフォーマーを目指す子たちに有益な部活動になるということで、学校から委任されている事情があるからです。

本来なら個人で月謝を払って習いに行くところを学校が用意してくれている、ということです。

加えて踊りは振付を覚えなければならないため、休むと周りに迷惑をかけることになります。

この頃は休んだ人に、次の部活までに教わって踊れるようにしてきてね、と言っているので、休んで友達に教わるよりは出席した方が楽なわけで笑、皆体調不良以外は休まなくなりました。

春の芸術祭を目指して、新しい曲に入りましたが、1月のTAMAKI SONIC vol.1(ライブイベント)に出演する生徒もいるので、いつにも増して熱量高く踊りに向き合ってくれています。

今回は基本的な動きと共に、意識を遠くまで投げられるように、広がる表現を目指して練習を重ねています。

ライブは、高校生とか関係なく、舞踊家の1人として見られます。
そういう視線に晒されて負けずに気持ちを届けられたら、届けようとする体験ができたら、次に向かう良い経験になると思うのです。

がんばれ!

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。