2人以上で組んで踊る場合、振付が同じ時はもちろん、違う場合の合わせ方は難しいですね。
今年の新作は二人で踊るのですが、たまに同じ振りになる場面がありつつ、内面と行動を合わせて見せる試みで、気持ちは同じでも動きが違う、しかし息はあっているように、呼応するように踊りたい曲。
しかも動きは速くないので、動き方を合わせるのも難しい笑
ゆっくりだけれど等分に音を分けるわけではなく、動きもぼやけないようにしたい。
だいぶ昔に照明の調節の仕方をTVでやっていて、コンピュータ制御で自動的に調光できる、というお話を見ました。
ただ、ずっと同じスピードで光の強さを変えていくと人は認識しづらいと言います。
ある段階に急に光の変化を認識するそうで、認識する光の強さまでは少し早めに変化させなければならないそうです。
人は自らの目で見ながら調光するわけで、機械より人の手の方が確かだということなんですね笑
踊りでも、ゆっくりの動作だからと言って、同じスピードで動くだけでは、振りの強さは表現できないし、次の振りとの区別もつきにくく、単にぼんやりゆっくり動いているだけになってしまうんです。
動きのコツは言葉にしてもわかりづらいとは思いますが、敢えて言うなら
“止まった状態で動きを見せる”
ということでしょうか。
歌舞伎舞踊などはポーズ(止まった状態)をたっぷり見せて見栄を切ったりしますね。
この場合は完全に動きを止めるのですが、その分気持ちを全力で出して見せています。
私が今やっている踊りはそのような古典的なポーズではないのですが、意味合いは似ているかも知れません。
まぁでも実際は止まりながら動いていてその上気持ちも全力で出してプラスアルファで動きを見せる、みたいなこと、なんですが、、伝わりますか笑笑
そういう、機械的な同スピードではない、止まっているけれど動きを見せている、をたっぷり見せてキリッと次の動きに行けるとゆっくりでも動きが強く見えて、キレも良く踊りが伝わりやすくなる。
このニュアンスを動きや言葉、表現して見せてお互いに動き、気持ちを擦り合わせる作業を今やっています。
時間も限られているので、私も毎日全力で踊って動きを決めて、相手に見せ理解してもらうことを稽古の度にしています。
本番上手く表現できるかどうかは神のみぞ知る?笑ですが、新しい試みなので失敗してもとにかく披露する決意でいます。
千舞祭、千翠流舞ショーでご披露します。
是非是非お楽しみに…💓
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