指導する側と学ぶ立場は

30年以上教える立場を担ってきた私ですが、やはり歳を重ねて指導の仕方は上がってきている実感はあります。
経験もそうですし、やはり常により良い方法を考えて勉強も怠らないということは当然ですね。
また、教え方はある程度確立できても、教える相手によって受け取り方も違うため、ひとりひとりに効果的な(伝わる)言葉、方法(伝え方と共に動き方・稽古方法、ですね)等等違うため、本当に難しいことです。
そしてもうひとつ大切なのは受けて側、教わる(学ぶ)立場の人の姿勢のあり方ですね。
「この先生は上達”させてくれそう”」
という受け身の姿勢。
どんなに上手に導き、例えそれを理解できたとしても、体得するには自分で稽古するしかありません。

個人レッスンは、指導してもらう時間であり、訓練、鍛錬は自分でするのが前提です。

日本は、部活動などみんなで強制的に練習”させられる”ことに慣れ過ぎているのでは、と感じることがあります。
先生やコーチが側について厳しく練習するのに慣れて1人では何もできない、みたいな。

楽器でも踊りでも、個人レッスンであれば自分なりに考えたり練習したりしなければ、次のお稽古でも同じことの繰り返しになります。
自分なりに復習したりすれば、理解したり疑問点もクリアになり、次のレッスンでアドバイスしてもらえて、その理解度も格段に違います。

私のレッスンで超日舞1day講座というのがあります。
自分の知りたいこと、習いたいことに特化して教えてもらえるというオーダーメイド講座です。
それこそやる気のある、目的意識をはっきり持った芸能関係者が多く受講されるのですが、それでも
“今度イベントで踊るので、直してほしい”
といいながら、振付も覚えていなかった、みたいな人もいて(プロの方なんですが…)
うーん、何だかなあと。

だからよく、うるさいと思われようと若い人には言うんです。
日々努力した人が必ず成功するとは言えないけれど、成功した人は確実に努力しています。

いきなりガンガン動いても続かなければ意味がない。
ずっと毎日、続けていけるように習慣づけましょう。
本気でやりたいなら、日々積み上げていきましょう。

 ご相談お問合せ、ご依頼は⏬
🌸千翠流舞HP: https://sensui-ryubu.com

踊りを楽しんでみたい方、千翠流舞メンバーになってみたい方!まずは無料体験で❣️
🌸千翠流日本舞踊教室HP⏬
https://sensuibuyou.mystrikingly.com

🌸千翠珠煌 X (旧Twitter)⏬
https://twitter.com/buyou_azaz?lang=ja

🌸千翠珠煌facebook⏬
https://www.facebook.com/sensuiryubu

🌸千翠珠煌Instagram⏬
https://www.instagram.com/sensui_ryubu/

🌸YouTube千翠流舞チャンネル⏬
https://youtube.com/@sensuiryubu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。