ジャズなどその場で演奏者同士が会話するように演奏するセッションは聴いていて心躍るものがあります。
ダンスでも演奏に影響を受けて踊る即興があります。
私は踊りもジャズのようにその場で感じるままに踊っているのだと思っていましたが、いや勿論そういうセッションもあると思いますが、ある演奏家とダンサーのセッションで、興味深いことを聞きました。
お互いの表現を理解するために、即興の舞台のために、何度も顔を合わせて練習する場を設けていたんです。
これを初めて聞いた時、
「それは即興とは言わないのでは?」
と思いました。
でも、これは”振付”をするという意味ではないことがだんだんわかってきました。
練習の場で演奏の練習、踊る練習ではなく、
その場で精一杯の自分の表現をぶつけ合うということなんです。
何度も接してより深く理解する、精神を受け取る、みたいな。
私も同じ曲を 演奏する人によって全く違う印象を受けたことがあります。
クラッシックでも演奏者によって違うので、CDをよく聞き比べて気に入った方を買ったりしていました。
ここで踊る側にとって大切なのは、精神を受け取って感動した自分自身を全て表現できる身体であることです。
演奏者がその曲を自分なりの表現をするための技術を持っていることは当然のことです。
踊り手もそうでなければいけない。
感性を持っていても表現できなければ意味がないわけです。
即興で動くこと自体は、精神的には感動しているので本人は気持ちがいい状態ですが、それが外(観客)に向かって全て伝えることができているかどうか。
踊るためには即興できるような感性は必要ですが、それだけでは伝えることはできません。
身体を自分の意識を満たして表現するにはそれなりの訓練が必要なのです。
気持ちよく即興だけをやっていればできるようになるのではありません。
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