その曲を表現するために振付をし、正しく伝えるために動く技術を持つことは表現者にとって最低限準備することです。
ただ、伝えるための技術だけに固執するわけにはいきません。
どんな役設定で、どんな気持ちで踊るのかも大切です。
この、役設定について難しいと感じることがあります。
ことが、じゃないですね、いつも難しいと感じています。
ある映画監督は役を演じてもらうために、役者さんに、その役の服装を撮影前1ヶ月ほど着て生活をさせたということを聞きました。
撮影の場で演技できる力があっても、その役の雰囲気というか、生活している空気感というか、そういう”無意識”の部分が必要なのではないかと想像します。
もっと身近な例だと、時代劇など髷を結ったり着物を着たりなどする場合、着物を着慣れている人間から見ると、着慣れていない人は一目瞭然でわかります。
創作日舞で、日舞×殺陣の振付をしていますが、刀や槍を持っても、戦う意識よりどうしても踊る意識の方が強くなりがちで、悩ましいところです。
私が振付して披露した子供を思う親の気持ちを謳った曲は、おかげさまでとても好評をいただいていますが、技術的に難しい踊りではなくても人の親になったことがない者が踊れる曲ではありません。
技術があるから大丈夫、みたいな慢心があると、それも伝わってきたりします。
どんな表現も技術の前に整えるべき自分の意識があるのではないかと強く感じています。
簡単な表現なんてないですね。
心して謙虚に向き合わなければならない、と思っています。
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