人生の終わりに

私の余命がどのくらいあるのかは、まだわかりませんが笑
折角この世に生を受けたのだから、私だけの、いえ私らしい人生を過ごしたい、といつも思っています。
そんな生を全うした時、私は何を思うのだろうとふと気になりまして。
以前近所に住んでいた幼馴染のおじいちゃんは、元気な人で、よく子供達の相手をしていたとか。
田舎だったからかも知れませんが、通りすがりの子供達と仲良くなり、何か聞かれたことがあれば本屋や図書館に行って調べたりしていたそうで、その姿が近所ではかなり有名だったらしい笑
時が過ぎて殆ど外出できなくなってからも、部屋の中とは言え、自分でできることはやっていたそう。
そんなおじいちゃんは、最期に大好きだった「荒城の月」を唄い、そのあと静かに息を引き取ったそうです。
最期に唄いたい歌、あるかな?と思わず呟いた思い出があります。

私の父方の祖母も丈夫な人で、96くらいだったか、最期は風邪で2週間ほど寝込んでそのまま逝きましたが、その最期が凄かったんです。
私は確か中学生くらいで朝早く起きていたんですが、5時過ぎくらいに電話が鳴り、「おばあちゃんが来るように言っているから」とのことで両親は駆けつけました。
朝早いから、と言ったら「今日だけだから。全員呼んで」と答えたおばあちゃん。
父は8人兄弟で連れ合いも含め、16人が集まったそうで。
おばあちゃんは自分の最期を悟っていたようで、子供達としばらく話して「仕事だからもう行きなさい」と男たちを帰し、奥さんや女兄弟だけが残ってしばらくお話していたらしい。
それから目を閉じ、みんなが見守る中静かに息を引き取ったそうです。

こんな最期を迎えられる人はそうそういないと思いますが、あまりにも印象的で、話を聞いただけなのにその場に居合わせたかの如く私の胸に残っています。

意識が戻らないまま逝かれる方も多いと思いますが、誰一人として間違いなく”その時”は訪れます。
私もどうなるかはわかりませんが、預かり知らないうちに亡くなったとしても、”まぁ仕方ないか”くらいには納得できる生き方をしたいなと思います笑

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。