芸は仕事でないのか

いわゆる芸能人、というだけでなく、楽器の演奏者、ダンサー、舞踊家、振付師、演出家、(すみません、順不同です)etc…
あらゆる表現活動をする人たちのことに思いを馳せます。
私の周囲を見まわしますと、表現活動をする人に対する価値を正当に認めてほしい、と感じることが多々あります。
SNSでは、楽器の演奏者がイベントで、
「何とか”謝礼無し”でお願いしたい」
と言われて困惑した、という記事を見かけたことがあります。
“そりゃ私だってただで焼き肉食べたいですよ”と。
給料ではなく謝礼、というところも引っかかります。

コロナ禍で仕事がなくなり、補償申請しようとした演奏家が、窓口で「まず就職しましょう」と言われたとか。

私も現在一応”舞踊家””振付師”を名乗っていますが、いまだに「〇〇円で踊らない?」(この場合は給料ではなく、参加費の話)と言われます。
苦労して振付したものを「あの踊り、良かったからあの振付、”ちょうだい!”」と言われたことも。
古典曲ではないので、簡単そうに見えるらしく、”教えて”と平気で言ってくる。
同門(お弟子さん)でなければ、振付料、指導料をいただいています。というと不服そうな顔をされますが😅

演奏することも踊ることも、人前で表現しようとしたら、どれだけの精神と時間とお金をかけて成し遂げているのか、想像してほしい、と思います。
観客はただ面白かったか、感動したか、どう思ったか素直に感じれば良いことですが、表現者に仕事を依頼するなら、どうかそれまでの道のりに少しは思いを馳せて、敬意を表してほしい、と願わずにはいられません。
やり方が覚えられたらできる、というわけではないのです。
同じことができれば感動させることができる、という保証もありません。
皆唯一無二の表現を求めて日々精進しているのです。
デビューする”新人”でさえ何もできないで出ることはできません。
入社してこれから全て教わらなければならない新人を思い浮かべてください。

たとえ新人でも既に芸を持っている者に対して相応の評価、報酬を示してほしいという気持ちも理解していただきたい、と強く願います。

 

ご相談お問合せ、ご依頼は⏬

🌸千翠流舞HP: https://sensui-ryubu.com

 踊りを楽しんでみたい方、千翠流舞メンバーになってみたい方!まずは無料体験で❣️

🌸千翠流日本舞踊教室HP⏬ https://sensuibuyou.mystrikingly.com

🌸千翠珠煌Twitter⏬

https://twitter.com/buyou_azaz?lang=ja

🌸千翠珠煌facebook⏬

https://www.facebook.com/sensuiryubu

🌸千翠珠煌Instagram⏬

https://www.instagram.com/sensui_ryubu/

🌸YouTube千翠流舞チャンネル⏬

https://youtube.com/@sensuiryubu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。