私のところに入門したお弟子さんの中には、ほかの教室を何軒か見学してきた人もいます。
その中で、やっと入会したけれど、○年通わないと教えられない、とか武道の級、段位などのように幾重にも試験がある、というところを体験して一度は諦めた、みたいな人もいます。
問題なのは、入門しなければ実態がわからないこと。
教室を運営していて、なるべく長く通って欲しい、という気持ちは理解できますが、試験の多さはともかく笑、出し惜しみはいかがなものかと思います。
私も20年ほど前、全国の民謡を知りたくて、カルチャーセンターに通ったことがあります。
振付がほしいというより、その土地で生まれたリズムとか、日本舞踊にない独特の動きとかを体験したかったのです。
平日昼間の講座でしたから、年配の、踊りを気軽に楽しみたい方が多く、和やかな雰囲気ではありましたが、すぐ踊りを覚えてしまう私を警戒したのか、子供をトイレに連れて行っている間に(幼少だったので子連れ参加していました笑)、新しい曲を踊って、私が戻るとやめてしまうなどの嫌がらせがあり、結局やめてしまいました。
踊りを覚えると辞めてしまう、という危機感があるのでしょうか。
上達すると困るという価値観?もよく理解できません。
知らない、理解できないままの方がずっと通って頼りにしてくれる、みたいな考えでは、皆で楽しむ、表現する、次へ進む、という未来は描けません。
“先生に教わらないとわからない”
“先生が袖(舞台袖)にいないと踊れない”
という声もよく聞きましたし、それを横で聞いている先生の満足そうな顔は全く理解できません。
入門を検討する人は、恐れずによく突っ込んで聞く必要があります。
答えられない、口を濁される場合は、
それではよくわからないので入会を決められない
と言いましょう。
そして先生(師匠)は、全てを開示して向き合う努力をしなければ、これから先入門者は無いと覚悟するべきだと私は思います。
やり方は別に真似をしなくても、自分の理想通りに仕組みを作っていけばいいのです。
問題なのはそれを隠したり、ごまかしたりすること。
金額の話もそうですが、その辺りを誤魔化したり先送りする姿勢が、結局日本舞踊教室への不信感に繋がるのです。
指導の進め方をしっかり開示するのは、踊りを習いたい方がどんなお稽古をしたいか、どう楽しみたいかを受け止め、自分の稽古場のやり方と合うかお互いに確認するためで、とても大切なことだと理解する必要があります。
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