楽しているように見える?笑笑

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身体表現をする人なら誰でも、どんなジャンルの人でも、全身を意識している、はずなんです。

でも本当に舞台に出ている間、完全に、ずっと(しつこい笑)全身を意識するというのは、とてつもなく大変です。

日本舞踊などは動きが激しくないため、お弟子さんでさえ楽していると思いがち笑。

例えば腰を落として右手を伸ばす、という動きの時、腰を落としている下半身(主に太ももなど)と右腕だけが動いているとすれば、それは違います。
以前
「こんな楽な動きでそれも教えるためにたまに動く程度だったら、一日中お稽古しても疲れなくていいですね」
と悪気なく言ったお弟子さんがいました。

自分は少し足を曲げた程度で右手だけサラッと出しているので、殆ど運動している意識もないのでしょう。

実は、腰を落とす時には頭の先まで繋げて身体を上下に使う意識があります。
上下の繋がりから身体の中心から左右に波動させて初めて腕が動き、その先に手の表現があります。

同時に胸から波動して、首から顔の動き、目の表現まで繋がるんです。
全身を使って表現しています。

上記の説明でも足りないほど全身が波動しています。
身体のどこも動いていないことはありません。

これを教えていくのはとても大変なことで、いっぺんにはできませんから、胸とか背中とか首筋とか、少しずつ動かすところを意識できるように導いていくのです。

私は入門当時、師匠の真似をしても、全く違うことはわかっていたのですが、かと言ってどうすればいいか、何が違うのか、どう動いているのかわかりませんでした。

身体と手の動きに”時差がある”ことに気づきましたが、何故なのかまではわからなかった。

解明するまで恐らく10年くらいかかったのではないかと思います。

私の師匠はそんな教えるための理屈など考えずにただ楽しく踊る人でしたので笑、本当に苦労しました。

私の役割は早くその本質を伝えて、先に進む=表現力を高めていくことです。
伝統を伝える意味もありますね。

毎回皆が一から苦労したら発展はありませんから。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。