2025年を振り返る

SNSをよく使うようになったからか、他の方たちが皆さん1年を振り返っていらっしゃるのをよく目にするようになって、私はあまりそういうことしてこなかったなぁと。

今までもきちんと振り返って反省すればもう少し良い人生を送れたんでしょうか笑

今年は昨年末に肩を痛めたために、エンジン全開というわけにはいきませんでした。
その中で新しい出会いと、新しい試みができたことは良かったなと思います。

いつも無我夢中で過ぎていくのに、立ち止まって自分を見つめ直す良い機会だったなと。
父が亡くなったこともあったからかも知れませんが。

夏恒例の千舞祭(舞踊会、和楽器コンサート、千翠流舞ショー)は、肩の負傷もあってゲストも最小限で、今までやってきたことの延長でできる新しい試みをして、かなりの高評価をいただき、自分の道を再確認することができました。

自分の踊りだけでは満足させられないという自信の無さがいつも背後にまとわりついていて、何か変わったことをしなくちゃ、みたいな追い詰められるような思いも拭いきれなかったのです。

そのあとはここ数年タイミングを図っていた手術をしたため、初めて1ヶ月の休養を取りました。
ただ、この休養直前のアズサ卒業ライブにゲスト出演したことで、新たな出会いがあり、来年に向けて気持ちを上げていくことができました。

ライブではアズサと2曲踊っただけですが、この日のために千舞祭の後、ひたすら毎日踊り、磨いてきた曲でした。
それを初めて観てくださったライブ店長立花さん始め、観客の皆さんが感動したとおっしゃってくださったのが、今年一番の感激でした。

入院前から決めていた「扇舞塾」も体調の不安がありつつ12月に思い切って開講したのも、結果的に良かったかなと思っています。
何事も勢いは大事ですから笑

今年は様々な出来事で普段の自分がストップして、結果的に自分を見つめ直す良い機会になり、自分のやってきたことが間違いではなかったと確認できた年でした。

最後に、ありのままの私について来たいと言ってくれたお弟子さんが増えたことも、今までついて来てくれたお弟子さんと併せて心から感謝します。

この気持ちを持って新年の
TAMAKI SONIC@四谷OUTBREAK! vol.1
に向い、羽ばたいて行きたいと思っています。

来年もどうぞよろしくお願いいたします!

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。