天井を見上げて

普段生活していて部屋の天井を見上げることって、そう無いのではと思い至りました。

私の最初の就職先はデパートでした。
夢の実現のために定時で上がれる、しかも正社員扱いという、”定時社員制度”があるデパートでした。
社会経験のある主婦層を期待していた会社側は、新卒の私が応募したことで驚き、その半年後には、”夢を応援する定時社員制度”として大々的に募集を始め、その最初のケースとして私が募集記事に採用されたのでした。

余計なことを書きましたが笑、デパートは1年で退職しました。
接客に向かない性格と、窓もない店内に息が詰まってしまい、恐らく(今思うと)鬱のような状態になって、接客できなくなったためです。

それからは、なるべく外が見える開放的な環境を重視してバイト先を選んでいました。

そんなわけで、ウチを建てる時も、どうしても吹き抜けが欲しくて作ってもらったのです。

一番、いや稽古場の次に好きな部屋なのですが、しばらく見上げることはありませんでした。

吹き抜けを堪能?するようになったのは、自主トレをこの部屋でマットを敷いてやるようになったからです。
ストレッチなどで寝転ぶと必然的に天井が見える笑

デパートにいた時のことを思い返すと、天井が低かったわけではないと思うのですが、頭から押さえつけられるような苦しくなる気持ちがありました。
でも、自宅では、吹き抜けも気にすることなく、快適に過ごせたので、しばらくは見上げることもありませんでした。
照明もデパートより暗いはずなのですが、家の中で暗いと思ったこともありません。

そう思うと、自分の適性を見極めたり、やりたいことを見つめたりすること、自分を知ることは大切なんだなぁと、天井を見上げながらつくづく実感します。

自分の器に合わないことは、努力しても苦しくなるだけです。
自分が何者なのか、それを見つけるのは難しいことではありますが、ただ単に嫌だからやめる、とかではなく、失敗を恐れずとことん集中して取り組めば、向いているかどうかは自然にわかることなのでは、と思います。

先ず続けられるということが、一番かなと。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。