舞台が近付いて上手く踊りたい気持ちが高まるのは良いのですが、形にばかり固執するとあまり良くありません。
真面目な人ほどここの振りはこうする、と頭に入れてきちんと練習してきますが、振り(型)から振り(型)へと見せれば踊りになるわけではありません。
その昔
“型を重ねていくと踊りになる”
と豪語した先生がいらっしゃいましたが、では型と型の間は何をしているのでしょうか。
ポーズ(型)にばかり気を取られて、何を表そうとしているのか。
メロディの流れは、雰囲気は。
同じ振りでも曲によって雰囲気も表現も違うはずです。
私は型(ポーズ)ができてきたら、あえて崩すことをします。
たっぷりポーズを見せたいなら、その分早く動いて時間を取り、次の振りに滑らかに移動したい。
大人には
“唄うように”
と言います。
強調したい、一番表現したいところで大袈裟くらい動いてみましょう、と。
子供でも良く大人の言うことを聞くような子は、言われた通りに踊ってくれますが、教えたことを無視して”わぁーっ”と飛び出したり跳ねたりはしないんですね。
もっと元気よく、楽しそうに。
できれば子供らしく踊ってほしい。
ということで、
“一緒に走ってあそこまで行くよ!”
“ずーっと空を見て!”
お母さんの方をチラ見なんかしたら笑、
“あ、今見てなかった!”
と、一生懸命”見る””走る”などをやります。
だんだん一生懸命見ようとしたり、走ろうとしたりしてくれます。
うん、もっと気持ちを出していいんだよ、と
心の中で応援しながら、
“もっとー!”
とやらせています笑
技術が上達することも大事ですが、自分の気持ちを表現できるようになることは、普段の生活にもプラスになるのではないかと思います。
習い事は、必ずしもプロにならなければ意味がないわけではないのです。
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