教える中の気づきは

30年以上踊りを教えていると、自然なことなのかもですが、教え方が変わってきていることを感じます。
教え方のツール、というよりも何というか…

踊りなので勿論曲に合わせて作り、動くわけですが最初はどの音に合わせるか、みたいなところから入って、
邦楽って洋楽と違って唄に三味線など楽器が合わせてついていく、という感じなんです。
慣れない最初は三味線が拠り所になるのですが、洋楽の拍子に慣れているとその”ノリ”がわからない。
この”ノリ”は呼吸です。

で、教える方とすれば、三味線に合わせましょう、から呼吸に合わせましょう、に変わってきます。
実はこの”呼吸”がわかると相手と合わせることがとても楽になります。
組んで踊る場合もそうですし、他のことで言えば相手とのおしゃべり。
普段のおしゃべりもそうですし、役者同士のセリフの言い合いも、自然になります。
相手と合わせる殺陣なんかもそうですね。

呼吸で合わせる、踊れるとだいぶ楽にはなりますが、そこに気持ちを乗せる段階に気づくとその先が見えてきます。
自然にそうしていたので教えるところまでいっていなかったことが、このところだいぶわかってきました。
何故そんなに曲に対してつれない踊り方をするのだろう、と暫く悩んだのが、歌詞や曲調に合わせた振付をしているのに、気持ちが乗せられていないということなんです。
振付の順序と間は合っているのに、その雰囲気、気持ちが表現されていなかったんですね。

で、最近は歌詞に合わせてセンテンスごとに繋げて動かしたり、気持ち(表現)を伝えたりするようにしています。
振り(動作)が合っていれば良いわけではない。
、(てん)まで、。(まる)までを繋げて動くだけでも意味の理解度、振りの理解度が増します。

師匠もどんどん考え、進んでいかなければ。
これで大丈夫、なんてことは一生ないんでしょうね。
何とも因果なことです、我が人生ながら笑

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。