痛み、辛さに囚われない

先日入門されたMさんは、”できない”などと一切言わず、
“あゝ、なるほど!””えー!本当だ!””すごい!””きれいですね!”と
終始初めてのお稽古を楽しんでいました。

何事も失敗を恐れず楽しみながら挑戦できれば、たとえその時できなくても、頑張っていけます。

その通り!と思っても、逆に辛いことがあった時はどうでしょうか。
私なども肩を痛めたことで、どうしてもそこに意識がいってしまい、周りの傷めていない筋肉をほぐしたりして、痛くない範囲でよく動かしてください、と言われても、思いがけない動きで痛みが走ったりもするので、なかなか難しい気がしていました。
いつも痛みに意識がいくことで、それに捉われるようになり、関係ないはずの他の動き、行動までもがためらわれるようになってしまったのです。

ゴールデンウィーク中に参加した稲吉優流先生主宰のセミナーで、いらしていた葛西康介先生は武道、舞、整体、深層心理学ほか身体について本当に幅広く知識を持ち、実践されている方なのですが、私の肩を施術すると共にセルフケアについてアドバイスしてくださいました。
その中で意外というか、いわゆる整体師の方に言われると思っていなかったのが、精神的な怪我に対する付き合い方です。
痛みは身体からのメッセージであると共に、自ら意識を向けることで余計に痛みを増幅させることもあると。
あまり囚われずに身体全体を動かしていけるように導いてくださいました。
それに加えて稲吉先生も意識しすぎず他の筋肉、体の動きで補完していくやり方を指導くださり、最高のコラボセミナーでした。

つい最近小学生のお弟子さんが、お稽古前に
“腕が痛くてできない…”
と泣きそうになり、どうしたのかと聞くと転んで肘を怪我したらしいのですが、見ると既にかさぶたも取れて少し赤くあとになって残っていました。
仕方なく絆創膏を貼ってあげたのですが、急に元気になり笑、そのあとは普通にお稽古したのでした。

子供の頃ってそういうことあるよね、なんて思っていましたが、私も実はこれに近い状態だったのかなと思い当たりまして笑

負の部分にばかり囚われてしまうと、余計に辛く感じたり痛みを感じたり。
子供の時とは違うと思っても、実際以上に痛みを感じてしまうことはあるんですね。
それとは関係ないこと、動きにも悪影響をもたらすことになります。
痛みをケアしつつ自由に動く他の大部分を感じて、周りの助けを借りながらできることに目を向け、前を向いていく方が、何より辛くありません。
怪我のことだけでなく、生きていく上でいつもそのように前を向けたら、もう少し力を抜いて楽に生きられるかも知れませんね。

※コラボセミナーの様子はこちらを是非ご覧ください。私は最終日に参加しています。⏬

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。