動態姿勢~意識の力~

先日2度目となる創体塾へ参加しました。
今回のテーマは”動態姿勢”
日本舞踊では早い動きも遅い動きも、当然踊りなので形というか綺麗に動くことが重要で、理解はしているつもりですが、ダンスや武道などに精通する稲吉先生の別ルートからのアプローチに興味があり、参加しました。
骨格や筋肉の使い方など身体の深層部にせまるアプローチは素晴らしく、より深く身体を意識することができました。
面白かったのは後半、実際動いてみようというところで日本舞踊と動きが重なったことです。
日本舞踊の動きを取り入れてくださったのかと思っていたら、ダンスの動きだとのことで、驚いてしまいました。
動きの中で一番気持ち良かったのは、
「自由に歩いてみよう」
でした。
ただし、ゆっくりと。
歩くだけでなく自由に身体を動かして、ということで身体全体を気持ちの赴くままに動かすことが、本当に気持ちよくて。
普段はこの”気持ち”を日舞の動きに”翻訳”するので、完全に身体を解放して自由に動くことはなく、嬉しくて?つい色々動いてしまいました笑
その後先生が、日舞の動きで前進してほしいとおっしゃり、半構えになると、その手を対面で前から押さえました。
私がいつも通りすり足で進むと、腕が押されて型がくずれることなく(勿論力を入れてはいません)先生を押して進むことができて驚いています。
「凄いね、腕に力を入れてないのに形が崩れず前進する力が出ている」
踊っていて前から止められるなんて体験は初めてだったので、
“ホントだ” “あゝ、ちゃんと腕からも体幹の力が出ている”
とちょっと驚きました。

お扇子を持った半構え。持たない場合は溝落ちの高さになります。この構えで行く手を阻まれることになるとは笑

 

私もちゃんと身体全体に意識が繋がっていることを確認できて嬉しかったです。
身体を動かすのは力ずくではありません。
体幹の動力をいかに身体全体に伝えていくか、なんですね。
そして、先生に「どこを見て進んでいるの?」と聞かれて「目の高さでずっと先を」と答えると、
「やっぱり!」
踊る時、視線は大切です。
狭い場所ばかりで練習すると意識が広がらないのは本当ですね。
会場がどれだけ広くても最後列の後ろの壁まで見なければならない。
力とか単なる動きだけでなく、意識も身体表現にとって本当に大切なことだと改めて実感しました。
違う道から繋がる瞬間が面白くて、つい参加したくなります。
勿論私の気づかない、もっと深いことも学べるので。
また参加したいです。

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ABOUT US
千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。