何をどう伝えるか

日本舞踊は踊りではあるんですが、ストーリーがあったり、感情表現もあって、それをどう伝えるかはいつも意識しています。
踊りではありますから、曲に合わせなければいけないのでそのための制限はあるにはあるのですが、だからといってカウントを取るように動くというのは少し(だいぶ?笑)違います。
洋楽と決定的に違うのは、楽器演奏が歌い手に合わせているということ。
踊り手としては、歌い手によって長さが変わったりするわけなので、三味線などに合わせるのが一番踊りやすいのですが、本来歌い手に合わせられて結果三味線と合う、というのが理想なのでは、と考えています。
とても難しいことですが、歌い方に踊り方のヒントも隠されていると思っています。
シンプルに言えば、例えば最後のポーズを決めるために、袖を払ったりお扇子を要返ししたりという準備と(これも勿論見えているので綺麗にこなさなければなりませんが)最後に決めるポーズが等分の時間配分で次の動作に移ったら、折角決めたポーズがもったいないですね。
誰でも最初は振りを覚えることで精一杯になりますので仕方ないのですか、振りを完璧に覚えたら、次は何をどう見せたいか、一番伝えたい、見せたい箇所はどこか考える必要があります。
その辺りは振付師の思惑もありますが、踊り手の考え、個性もあり、人によって同じ踊りが違う表現になるのも踊る醍醐味(鑑賞する醍醐味)ではないかと思っています。
私自身としては、振付師として絶対譲れない部分以外は、その人の良さ、個性を活かしてあげたいと考えています。
逆にこんな表現の仕方もあるんだ、と驚かされることもあり、それが指導、演出の楽しみでもあります。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。