動きも意識も途切れないで

身体表現をする時どんな動きを難しい、体力的にきついと思うでしょうか。
ダンスなど早く動くことが多かったりすると、大変そうだし、休んでるヒマがない(笑)ように見えます。
日本舞踊は日常の所作が入ったり、動きを止めてポーズを取ったり、ゆっくり動くこともあり、休む間があって、楽に見えるかもしれません。

私の振付する創作日舞の中にワルツがあるのですが、ご存知の通りワルツは3拍子、しかも等分にわけるのではなく、”いぃち、に、さん”というように最初にアクセントをつけて踊るとワルツらしくなります。
普段の日舞のように止まることなく3拍子が繋がっていく。
踊る雰囲気は柔らかいのですが、ずっと動きを繋げて身体を意識していくのは、とてつもなくハードです。
ゆっくりな分ずっと堪える筋肉の使い方をしなければなりません。
筋肉は瞬発的に力を使うより、堪える方がずっとエネルギーを使います。
初めて踊る人は、見た目の優雅さで踊りたくなるのですが、「こんなに大変だとは思わなかった」とため息をつくことになります笑

でも、本当は早かろうがゆっくりだろうが、動きが止まるところがあろうが、表現している間はずっと繋がっていなければなりません。
動きも、意識もです。

日本舞踊の振りの中に”おこつく”があります。
これは、よろける動作。
つまずいたり、あるいは酔っ払う振りもあります。

リアルでは、酔っていたりつまずいたりする時、身体は力が抜けて傾いているかもしれませんが、これを表現する場合は、よろけて傾き腕が振れ、足が出る、その時の姿勢、視線、全てを意識して自分の身体をコントロールして表現しなければなりません。

ワルツを体験して初めて踊っている時休むヒマは無いということがわかるというのは、日本舞踊の師匠としては少し残念ではありますが笑、観客は舞台の全てを見ているということを忘れずに、少しずつでも意識が繋げていけたら、動きが繋げていけたらと願いつつ指導しています。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。