先日お稽古する曲、踊りを知っていただくために動画をアップしているというお話をしました。
SNSではかなり発信している方だからか、体験にいらっしゃる方は若い方が多い印象です。
そしていらっしゃる誰もがほとんど日本舞踊を知っているわけではないという…笑
なるべく知るきっかけ、動機、疑問など遠慮なく話していただいていますが、日本舞踊界の問題点を感じることも少なくないですね。
先ずは”怖そう”…笑
近くで教室を見つけても具体的にどんな踊りをどのように教えているのか全く情報が得られないと言います。
全くの初心者が入ってはいけないのでは、という人もいました。
通常のお稽古事であれば、どんなものでも初心者は受け入れているはずですし、想像できると思うのですが、それが和事となると礼儀に厳しいとか禁欲的な?イメージがどうも近づきにくい雰囲気を感じるようで。
そしていくらかかるのか明確に提示されていないことへの不安。
料金設定がわかりづらいことが原因としてあります。
これは折に触れて様々な角度からブログで発信していますが、日本舞踊に限らず、和事のお稽古事は思いがけないタイミングで笑、予想外の出費があり、呆然とする、みたいなSNS上でのコメントも時々あって難しいなとその度に思います。
昔子供のピアノの教室で料金表をいただいたことを思い出します。
大手の教室だったこともあり、システムは明確で、レベルが細かく設定され、この段階で月謝はいくら、試験は、など長期的に全て書かれていました。
そういえば修業中師匠に名取を勧められた時、すぐには全貌を明かしてくれませんでしたね笑
よし、頑張ろう、と決心して稽古に励んでいて、来年試験受けましょう、はい!と返事をすると
試験料は○万円…(少し明かすと二桁万円でした)
いまから30年以上前です。
試験が終わると名取式○万円。
舞台(名取披露)〇〇万円。これ以外にも謝礼金など諸々がかかります。
まぁ最初からこれを全部言われたら怖気付いたかもしれませんが笑
流派を取り仕切る人(家元)は、教室経営について仕組みからよく考えて伝える、教える、統一する必要があると思います。
私も独立してから様々な習い事教室の仕組みなどを勉強して、とにかくわかりやすく、隠し事のない”経営”を心掛けました。
安くすればいいということではなく、働いた分を正当に明確化したものを提示して納得いただき、お支払いいただくということです。
謝礼だから言わなくても出しなさい、ではなくてこの指導に対してこれだけの料金がかかります、と堂々と言うのです。
最初は結構言いづらいのですが、この金額に見合う指導をしました、という自負をきちんと持つことが習いに来るお弟子さんに対する誠意ある態度だと思います。
そうしているうちに自信も持てて、また責任もきちんと持って師匠として立つことができます。
体験に来た方には安いですよ、と下手に出るのではなく、この金額に見合う、あなたのための指導をするので、信じてついてきてください、という姿勢でいたいと思っています。
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