親はお客様ではない

SNSで、親は学校の運動会など協力するどころか文句ばかりでお客様みたいだ!というのを見かけました笑

親はどの時代も我が子は大事な存在ではあると思いますが…

私の時代というよりもっと前かも知れませんが、学校の先生に対してはリスペクトがあって、
“何かあったら遠慮なく叱ってください”なんてよく親は先生に頭を下げていた気がします。

まぁ今どきの先生もどんなものか、みたいな問題もあるにはありますが。
今回は親の在り方など。

私の子供が幼稚園に通っていた頃、初めて年長から小学校低学年対象に踊りのお稽古3か月体験、というのを開催しました。
結局熱心な年中さん(4〜5歳)から小学3年生までの5人が集まったのですが、グループレッスンは大変でした。
子供たちではなく、大人が笑
子供たちに対面してお稽古していたのですが、私の後ろで親たちが座って見ています。
そして、私が指導しているというのに、その背後から
“○ちゃん、こっちよ!”
“右手あげて!”
と声が飛んでくる笑笑

中には三脚を持参してビデオを撮り始める親もいて、
“撮影はご遠慮ください、気が散るといけないので”
と注意しなければならない事態に。

その当時幼稚園の園長先生とは、踊りを披露してほしいとか指導してほしいなどとおっしゃっていただいて多少の交流があって、この時のお話もしたのですが、その園長先生は子供第一で親には毅然とした態度を取ることで有名な方で、
「親はともすると子供の成長の邪魔になるのよ、そういう時は
○時に終わるのでお迎えにいらしてください、と言って離さないとダメ。」
とアドバイスくださいました。
遠足の参加や運動会など代表撮影以外は制限するなどなかなか厳しい先生だったので、親たちはよく愚痴をこぼしていましたね笑

幼稚園も学校も、そして習い事にしても、子供が親とは違う大人と、そして友達と何とか対峙していく大切な体験になっているのです。
普段ウチでは見られない姿を見たい、親からしたら特別なイベントに思いますが、度を越すと折角の機会が親の顔を見つけて甘えやわがままが出たりしていつまでも自立できない、ということになりかねません。

親からしたら危なっかしくて見ていられない気持ちもわかりますが子供自身の成長のために、じっと我慢して見守る、そしてその体験のために学校に協力するくらいの姿勢は持ってほしいと思います。

 ご相談お問合せ、ご依頼は⏬
🌸千翠流舞HP: https://sensui-ryubu.com

踊りを楽しんでみたい方、千翠流舞メンバーになってみたい方!まずは無料体験で❣️
🌸千翠流日本舞踊教室HP⏬
https://sensuibuyou.mystrikingly.com

🌸千翠珠煌 X (旧Twitter)⏬
https://twitter.com/buyou_azaz?lang=ja

🌸千翠珠煌facebook⏬
https://www.facebook.com/sensuiryubu

🌸千翠珠煌Instagram⏬
https://www.instagram.com/sensui_ryubu/

🌸YouTube千翠流舞チャンネル⏬
https://youtube.com/@sensuiryubu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。