意識と身体の関係は

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現在右肩の不調により右腕が使えないので、お稽古をする時は左腕のみを使っています。
できる練習をと思うと下半身の鍛錬とかがあるのですが、元々身体を動かすのが好きではない私笑、踊る曲をかけて動いた方が沢山動けるので、自然と踊る方が増えています。
ここで興味深いことが。
鍛錬などは、完全に右腕を動かさずにできるわけですが、踊りとなるとそうもいかなくなるのです。
動かさないようにしても、動かしたように痛みが出たりします。
これは、見た目動かしていないだけで、微妙に筋肉を動かしている(力が入っている)可能性がありますね。
両腕を広げる振りなどは、あえて腕を曲げて使わないようにしていても動かした時のように痛くなったり。
昔事故で腕などを失った人が、無いはずの腕が痛い、と訴えている様子をTVで見たことがあります。
そして、存在しない腕の辺りにお灸をして、それで痛みが治まる様子も。
そんな不思議なことがあるのか、とその時は思いましたが、人の意識の広がりがそうさせるのではないかと思います。
身体表現自体、単に身体をうまく動かせれば良いのではなく、意識が広がらないと観客に伝わらない、ということは実感することです(観ている人にも意識(雰囲気みたいなもの)が広がる様子を感じますね)
先日の舞台も1週間イメトレばかりでしたが、その分
“これを観ている”
“風が吹いてきた”
と伝えようとする意識が強くなり、伸ばせない腕を(伸ばせないだけに)遠くまで、あの辺りまで広いのだ、ともどかしくなりつつ練習していました。
身体全体に、いや身体、手先足先の先まで意識を出していくような、うまく言えないのですが、そんな感覚でした。
本番の舞台では、全く久しぶりに動く感じはなく身体が動いてくれて、内心少し驚きつつ気持ちよく踊ることができました。
以前何かの本で空手の達人の方が、正座して呼吸法のようなものをやっていて、これだけで全身の鍛錬ができる、完了している、というのを見た覚えがありますが、鍛錬をやり切って全身に意識が繋がっている、ということなのかなと想像します。
私がそこまで極めているとは思えませんが笑、そんな世界に少しでも近づけたらと思います。

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。