「踊れます」というには

日本舞踊が現代舞踊と違うのは、役柄があるというところでしょうか。
子供から大人、年配者、武士、商人、あらゆる風俗がそれに伴いストーリー性を持って表現されています。
そして、動物や妖怪なども笑
勿論それだけでない表現も沢山あるわけで、それを体現するにはかなりの時間と労力を使うといっても過言ではありません。
私が独立して創作舞踊(新舞踊)などの集まりに顔を出すようになると、明らかに若く見えた私に対して(自慢ではありませんが若くみられたので笑)、
「誰に教わってるの?」
「振付は誰にしてもらってるの?」
なんて不躾に聞いてくる先生もいました。
独立して流派を作った時点で家元を名乗れば、その家元が一番トップであり、振付もその人がしているはずなんですが笑、そうでない家元もいらっしゃるということでしょうか。
五大流派の先生などに
「教えてあげましょうか」
なんて失礼なことを言われたこともあります。(まぁ踊りが下手だったからかもですが笑)

幸い私が修業した流派は、優れた振付の小曲がたくさんあり、沢山の役柄の踊りを短期間で学ぶことができたので、そして元々創作をしたい方が初代家元で、2代目は古典を修業した方、とかなりバランス良く教わることができ、振付の勉強も早くからさせてもらっていました。
普段は新舞踊、三味線音楽の小曲を稽古、2代目の古典に裏打ちされたしっかりした振付で様々な役柄、踊り方を短期間で沢山学べたのはラッキーなことでした。
古典の舞台は、5,6回やらせていただきましたが、その度に自分の踊りを覚えた後は他の人の曲も教えていただいたりして、舞台の度に5,6曲勉強できたのでかなりのハイペースで色々知ることができたと思っています。
私のスタートはアクションクラブでしたが、その流れで多少武道に触れる機会もあり、日本舞踊一本になってからはトレーニングインストラクターをしたり、中国舞踊を勉強したこともプラスになっていると考えています。
すなわち、身体の仕組み、動かし方を常に考え、答えを導く作業をずっとしていたということです。
わかってみれば日本舞踊も武道もダンスも身体をどう使うかという点で土台は変わりません。
それに気づいたことで、日本舞踊の踊り方が早く理解できたのは幸いでした。

だからお弟子さんには、振付の順番や上辺の形ばかり直すのではなく、身体のどこを動かせば良いかを伝えています。
理解できれば、身体の負担を軽く、効率よく動かせて、結果上達も早いし、踊りを長く楽しむことができます。
身体を動かす本質を知っていれば、まぁ
「踊れます」
と言えますかね…笑

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千翠珠煌
13歳よりアクションクラブに8年在籍。 19歳より日舞(古典・新舞踊)を始め、師範名取を経て1998年独立。 創作舞踊公演、舞踊指導等。 2017年千翠流舞を発足、国内外問わず舞踊ショー・イベントなどの活動をしている。